佐藤愛子 『冥界からの電話』2019/03/11

あれから8年が経ちました。
月日が経つのは速いものですが、まだ傷跡は残っています。
原発はどうなるのか・・・。

我が家の犬は気持ちいいところが好きです。
ソファの上にのせると、すぐに置いてある毛布の上に寝ます。


いつ毛布から下ろされるか心配で、こちらの方をチラチラ見ています。
夜になると犬小屋でひっくり返って寝ていました(笑)。


犬小屋の上にのっかり、潰した上で寝ることが多くなったのは、小屋の中が暑いからかしら?
そろそろ夏用が必要かもしれませんね。


本の話です。
愛子さんが体験した北海道の別荘の心霊現象話が面白かったので、『冥界からの電話』を読んでみました。
はっきり言って、読まなくてもよかったです。
すぐに読み終わってしまうので、それほど時間が無駄になったという感じではないですが、「な~んだ」と読み捨てる本です。

愛子さんの友人の小児科医が「十代の夢」という講演をしました。
やってきた高校生たちはどういう風に勉強して医学部に入ったのかとか実用的な話を期待していたのに、彼は何故医者になったのかなどという自分の人生をとうとうと語ってしまいました。
講演を聴いていた高校生や関係者の反応は思わしくなく、彼はその後、鬱々とした気持ちを抱くこととなりました。
しかし、彼の気持ちが通じていた子がいたのです。
一人の女子高生が手紙をくれました。
名前だけで、苗字も住所も書かれていませんでしたが、電話番号だけ書かれていました。
喜んだ彼は電話をします。
それから始まった電話での会話は楽しいものでした。
彼女は教師志望でしたが、彼の講演を聴いてから医師になろうと思って勉強して、見事医大に合格しました。
彼は彼女に合格祝いのご馳走をすることにします。
待ち合わせの日、彼女は現れませんでした。
しばらくして、彼女の兄から電話がきます。
彼女は待ち合わせした日に亡くなっていたのです。
それから兄から電話がかかって来ることになりますが、その電話中に不思議なことが起こります。

ここまで書くと、何が起こったのかわかると思いますが。
本当の話なのか、この小児科医は騙されていたのか。
私は色々なことを考慮して、騙されていた確率が高いと思いますが。

ひとつだけ読んで参考になったことがあります。
私たちの生まれて来る目的は、「魂の向上」で、「魂の向上とは波動を上げること」だそうです。
「波動を上げる」ためには、生かされていることに対して「感謝をする」ことだそうです。

このことは色々なスピリチュアル系の本に書いてありますが、なかなか「感謝」することはできませんけど・・・。