ジョアン・フルーク 『バナナクリーム・パイが覚えていた』 ― 2020/01/10
ローラ・チャイルズと同様、コージー・ミステリーで美味しそうなお菓子が出てくるお菓子探偵ハンナ・シリーズです。
レイク・エデンにある<クッキー・ジャー>というお店の店主であるハンナは、ゴージャスなハネムーン・クルーズを楽しんでいました。
クルーズも明日でおしまいという時に、母が下の階に住む元女優の死体を発見したという末の妹からのメールが届きます。
急いでレイク・エデンに戻ると、リビングルームやシャワー室、ベッドルームには結婚祝いの新しい家具が。
家族や友人たちがテイクアウトの料理を持って集まっていました。
みんなの歓迎を嬉しく思うハンナでしたが、結婚生活は思ったほど快適ではありませんでした。
母が発見した元女優の殺人事件は容疑者が少なく、なかなか進展がありません。
それでもハンナは妹のミシェルと共に事件の調査を続けます。
相変わらず事件に首を突っ込むハンナ。
最初の頃は上の妹のアンドリアと事件調査をしていたのに、下の妹のミシェルがレイク・エデンに来ることが増えると、彼女と一緒に調査をしてばかりいますね。
保安官になった方がよさそう。
やっと結婚したかと思ったら、今度は・・・ネタバレになるから書きませんが、最後がびっくり。
どうなったのか、翻訳がでるまで待てませんので、原作を読もうかしら。
マンネリかと思って読むのを止めようと思うと、アっと驚く展開があって、作者もよく考えていますね。
このまま続いていきそうです。
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