幡大介 『大富豪同心 八巻卯之吉放蕩記』2020/03/04



20巻以上も出版されているので、面白いのかと思って読んでみました。
NHKでテレビドラマ化もされているようですね。

江戸一番の札差・三国屋の末孫の卯之吉は、おじいちゃんから大層かわいがられていました。
お金は唸るぐらいあるので、かわいい孫のためと、祖父はなんと同心株を買ってしまいます。
そんなわけで、今まで放蕩三昧をしていた卯之吉が定町廻同心見習いになってしまいます。
出自を隠しつつ、ちょっと普通の武士とは違う卯之吉は、周りの勘違いから出来る同心見習いと思われ、家来のように働いてくれるヤクザ者まで現れ、豊富な財力と知恵を使い、江戸の町に起こる難事件を次々と解決していくこととなります。

武術はまるっきりダメ、刃物を見ると気絶・・・色々と情けないところのある卯之吉ですが、甘やかされたわりに性格がいいので愛されキャラです。
新型コロナで気分が落ち込んだ時に、こんな馬鹿馬鹿しい時代劇なんかいいかも。

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