読んだ漫画2020/03/25



石塚真一 『BLUE GIANT 1~10』
ジャズを題材にした漫画。
仙台に住む高校生の宮本大はライブハウスでジャズを聞いたことからサックスに興味を持ち、アルバイトでサックスを買おうとします。そのことを知った兄は大にサックスをプレゼントしてくれます。
大は毎日河原でサックスを吹き続けます。
たまたま知り合った楽器店の店主からライブに出ることを勧められ、音がうるさいと言われ落ち込む大でしたが、ライブハウスの店主から音楽教室の講師の由井を紹介され、彼からレッスンを受けることになります。
由井のおかげで大は益々サックスが上手くなり、高校卒業後上京し、プロのサックスプレーヤーを目指すことにします。

上京後、様々なライブハウスを周りピアニストの沢辺と出会い、バンドを組むことになります。

石塚真一 『BLUE GIANT SUPREME 1~10』
宮本大は単身ドイツへ。
苦労しながらも、いいバンド仲間と出会い、だんだんとヨーロッパで名が知られていきます。

ジャズが好きな人、必見のジャズ漫画です。

山口つばさ 『ブルーピリオド 1~7』
漫画大賞2020年の大賞受賞作品。
絵なんかまともに描いたことのない高校2年生の矢口八虎が3年生の絵を見てから絵に興味を持ち、絵を描き始め、藝大を目指すことにし、見事現役で藝大に入学。入学後、藝大でどういう学生生活を送るのかを描いた作品。
藝大に入るためにどのようなことをやっているのかがわかりました。
普通の人ではダメだわぁ~。だから『最後の秘境 東京藝大』に出てくるような人ができあがるのねぇ。

広田奈都美 『おうちで死にたい~自然で穏やかな最後の日々~ 5』
今回は訪問看護師たちの苦悩とやりがいなどを描いています。
とても重要な仕事だと思いますので、頑張って続けてください。
特に今、コロナで大変な思いをしている医療従事者の方々に感謝。

草水敏 『フラジャイル 17』
岸先生、どこにいるの~。主に火箱さんのアミノ製薬での奮闘記です。
製薬会社というのは・・・。金儲けばかり考えてないで早くコロナのワクチンと薬作ってくれ!

鈴ノ木ユウ 『コウノドリ 30』
バーンアウトでNICUを辞めた新井恵美がペルソナに戻ってきた。
今度は今までの自分の経験を生かし、赤ちゃんとその家族のためにNICUをよりよく変えるために行動します。

いつも涙なくして読めません。
これから家族を持とうと思っている人たちに是非とも読んでもらいたいです。

六月柿光 『警視庁犯罪被害者支援室の女 1~3』
六月柿静は警察官だった夫が自殺したので幼い息子を育てるために恩師の紹介を受け、大学院で学んだ心理学を生かし「犯罪被害者支援室」で犯罪被害者のケアに当たることになります。

堂場さんの警視庁犯罪被害者支援課シリーズを思い出しました。
彼の本よりも漫画ですから、すぐ読めて犯罪被害者支援のことが分かりやすいかも。

埜納タオ 『華物語』
失恋から、たまたま目についたいけばな教室に入ることにしてしまった沙和。
しかし、やっているうちにいけばなの深さにはまっていきます。
『百花日和』と共に読むと、よりいけばなについて学べます。

他にも『舞妓さんのまかないさん 12』、『しっぽの声 6』、『ダンス・ダンス・ダンスール 16』、『しっぽ町のコオ先生 7』などシリーズ物を読みました。
今回はどの漫画もおすすめします。