南杏子 『ディア・ペイシェント』2018/03/13



『サイレント・ブレス』では終末医療を扱い、今回はモンスター・ペイシェントに翻弄される医師を描きました。

大学病院から「患者様プライオリティ」を唱える笹井記念病院の常勤内科医になった千晶。
午前中だけでも50人を超える患者の診察と会議、夜勤などに追われる毎日でした。
実家では父が小さな診療所をやっており、妹はそこで事務をしています。
母は認知症で施設に入っており、父がそろそろ引退を考えているので、千晶に戻ってきて診療所を継ぐかどうか、妹が聞いてきました。
病院勤めを続けるか、故郷に戻るか、決められない千晶。

そんな千晶に執拗に嫌がらせを繰り返す患者が現れます。
患者の気持ちに寄り添いたいと思い、患者と接していたのですが、患者たちのクレームにだんだんと疲弊し、頼りにしていた先輩医師の自殺があり、このままここにいるべきかどうか悩む千晶。

私たちは医療者に対して「過重労働 過重責任 過度な承認欲求」を求めていないでしょうか。
命に係わる仕事だからという理由で、医師や看護師も労働者であることを忘れていないでしょうか。
彼らはスーパーマンやスーパーウーマンではないのです。

色々な医療機関にかかることの多い私ですので、できるだけ診察は短時間で終わるように、自分から余計なことは話さないようにしています。
少なくともこの本に書かれているようなモンスター・ペイシェントではないと思うのですが、S・M・L(本に出てきます)のどのランクでしょうかね。
SかMか微妙なところかしら?
まあ、患者にラベルを貼るのもなんだかねとは思いますが、それじゃなければやってられないということもあるんでしょうね。

患者プライオリティもやり過ぎたとは思います。
まあ、今まで医師がえばり過ぎていたという反省からでしょうね。
医師と患者が対立するのではなく、上手く互いに信頼関係を築いていければと思いますが、尊敬できない医師もいるし、とんでもない患者もいますものねぇ。

この医師に診てもらいたいと思えたのは、女性医師が多いですが、片手ぐらいしかいませんねぇ。
私としては、願わくは、眼科と内分泌科以外の医師とは、これから死ぬまで関わりを持ちたくないです。
病院通いは色々と疲れますもの。



「ママさん、僕も病院嫌いです。変なおじいさんが痛いことするんだもの」by 弟。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2018/03/13/8802565/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。