コリン・ホルト・ソーヤー 『殺しはノンカロリー』2007/10/30

<海の上のカムデン>という高級老人ホームに住んでいる、故総督夫人アンジェラとキャレドニアの活躍するシリーズです。
アメリカの老人ホームなら年をとってから入ってみたいと思います。
特に<カムデン>みたいに、一人一人が個室で、好きな家具を持って来れて、食事も美味しい、そんな老人ホームなら、今すぐにでも入りたいぐらいです。といっても、お金がないと入れないのでしょうが。

今回は、<カムデン>から離れ、アンジェラとキャレドニアは、友人のドロシーが経営するスパ、<タイムアウト・イン>に行きます。
というのも、<タイムアウト・イン>で従業員が殺されるという事件が起こって、犯人が見つかっていないため、ドロシーはアンジェラとキャレドニアに犯人を見つてくれと頼んだのです。
<タイムアウト・イン>は、キャレドニアの大嫌いな運動をして痩せるためのスパでした。
他のお客に不審がられないようにと、アンジェラは運動をしに行くのですが、さすがキャレドニア、全く日頃の習慣を変えようとはしません。
彼女たちのお気に入りの、マーティネス警部補がこの事件の担当だったので、ますます二人は奮起します。

こんな80歳代のおばあさん、日本にはいなさそうですが、アメリカならいそう。
知り合いのアメリカ人のお母さん、99歳でひとり暮らしをしているそうです。
アメリカのすべてが好きというわけではありませんが、アメリカ人の何歳になっても、独立心旺盛というところは、見習いたいですね。

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