「スウィーニー・トッド」を観る ― 2008/02/09

はっきり言って、この映画駄作です。
ジョニー・ディプの苦みをつぶしたような顔が好きな人はどうぞご覧下さい。
別にジョニーはどうでもいいやという人は、観ない方がいいですよ。
途中で観るのをやめて帰ろうかと思ってしまいました。
別に血のりが怖いとかではなくて、映画として今ひとつでした。
ミュージカルを映画にして、違和感がないのは「コーラスライン」ぐらいでしょうか?
童顔のヘレナ・ボナム=カーターも年をとりましたね。
ハリー・ポッターの魔女役で久しぶりに見たのですが、「眺めのいい部屋」のかわいい女の子が、いつのまにか狂女になっちゃったという感じです。(ちなみに「眺めのいい部屋」はお勧めです)
この映画では「うちのパイは一番まずいパイ」とかなんとか、歌っちゃうんですから。
まずいことをそんなに誇るなよ、とつっこみを入れたくなりました、笑。
時は19世紀のロンドン。
床屋のベンジャミン・バーカーは美しい妻と娘に恵まれ、幸せに暮らしていました。
ところが、ターピン判事がベンジャミンの妻の美貌に惚れ込んだのが運のつき。
ベンジャミンは無実の罪で捕まり、投獄されます。
それから15年。
脱獄したベンジャミンはロンドンに戻ります。
昔住んでいたフリート街に行くと、そこはロンドン一まずいミセス・ラヴェットのパイ屋になっていました。
ミセス・ラヴェットはベンジャミン家族の知り合いらしく、ベンジャミンを喜んで受け入れ、空いている二階を理髪店にするようにと言います。
実はミセス・ラヴェットはベンジャミンに横恋慕をしていたのです。
ミセス・ラヴェットによると、妻は自殺をし、娘はターピン判事に引き取られ、籠の中の鳥のような生活をしていました。
彼女の美貌に引き寄せられた男は、ムチで打たれるらしいのです。
ベンジャミンを愛するあまりに、ミセス・ラヴェットのついた嘘が後で意外な結末をもたらします。
ベンジャミンは名前をスウィーニー・トッドと変え、フリート街でまた床屋をしながら、ターピンがやって来る日を待つようにします。
ターピンはベンジャミンの娘を自分の妻にしようとします。
この男、本当に好色ですね。
娘がいい顔をしなかったので、(当たり前ですよね。ターピンはいくつですか?)、子分のバムフォードに相談すると、髭をそり、服装を整えなさいと助言されます。
バムフォードは「そういえば、腕のいい理髪師を知っていますよ。」とスウィーニー・トッドを紹介します。
ターピンがスウィーニー・トッドのところにやって来ます。
殺すいいチャンスと思ったのに、邪魔が入ってしまい、復讐を成し遂げられませんでした。
このことがスウィーニーの復讐心をさらに燃え上がらせてしまいます。
それからの日々、ターピンを殺すことだけを生き甲斐に暮らし始めます。
町で一番の理髪師と自ら名乗っていた馬鹿な理髪師が、スウィーニー・トッドの過去に気付き、ゆすりに来た時から、彼の殺人鬼としての生活が始まります。
ここからスプラッター映画になります。
カミソリで首をきると、真っ赤な血がドロドロと流れ…。一丁上がり。
地下に落とし、解体し、肉挽機でミンチにし、はい、人肉パイのできあがり。
スウィーニー・トッドと浜辺で暮らしたいと願うミセス・ラヴェットの思いが、ちょっとかわいそうになってきます。
復讐は止めて!私を見て!せつない女心。
ついた嘘のために悲惨な最期です。
復讐に燃える理髪師とか、人肉パイとか、前評判通りに気持ちの悪い映画です。
純粋に映画として観ても…?
ジョニー・ディプの苦みをつぶしたような顔が好きな人はどうぞご覧下さい。
別にジョニーはどうでもいいやという人は、観ない方がいいですよ。
途中で観るのをやめて帰ろうかと思ってしまいました。
別に血のりが怖いとかではなくて、映画として今ひとつでした。
ミュージカルを映画にして、違和感がないのは「コーラスライン」ぐらいでしょうか?
童顔のヘレナ・ボナム=カーターも年をとりましたね。
ハリー・ポッターの魔女役で久しぶりに見たのですが、「眺めのいい部屋」のかわいい女の子が、いつのまにか狂女になっちゃったという感じです。(ちなみに「眺めのいい部屋」はお勧めです)
この映画では「うちのパイは一番まずいパイ」とかなんとか、歌っちゃうんですから。
まずいことをそんなに誇るなよ、とつっこみを入れたくなりました、笑。
時は19世紀のロンドン。
床屋のベンジャミン・バーカーは美しい妻と娘に恵まれ、幸せに暮らしていました。
ところが、ターピン判事がベンジャミンの妻の美貌に惚れ込んだのが運のつき。
ベンジャミンは無実の罪で捕まり、投獄されます。
それから15年。
脱獄したベンジャミンはロンドンに戻ります。
昔住んでいたフリート街に行くと、そこはロンドン一まずいミセス・ラヴェットのパイ屋になっていました。
ミセス・ラヴェットはベンジャミン家族の知り合いらしく、ベンジャミンを喜んで受け入れ、空いている二階を理髪店にするようにと言います。
実はミセス・ラヴェットはベンジャミンに横恋慕をしていたのです。
ミセス・ラヴェットによると、妻は自殺をし、娘はターピン判事に引き取られ、籠の中の鳥のような生活をしていました。
彼女の美貌に引き寄せられた男は、ムチで打たれるらしいのです。
ベンジャミンを愛するあまりに、ミセス・ラヴェットのついた嘘が後で意外な結末をもたらします。
ベンジャミンは名前をスウィーニー・トッドと変え、フリート街でまた床屋をしながら、ターピンがやって来る日を待つようにします。
ターピンはベンジャミンの娘を自分の妻にしようとします。
この男、本当に好色ですね。
娘がいい顔をしなかったので、(当たり前ですよね。ターピンはいくつですか?)、子分のバムフォードに相談すると、髭をそり、服装を整えなさいと助言されます。
バムフォードは「そういえば、腕のいい理髪師を知っていますよ。」とスウィーニー・トッドを紹介します。
ターピンがスウィーニー・トッドのところにやって来ます。
殺すいいチャンスと思ったのに、邪魔が入ってしまい、復讐を成し遂げられませんでした。
このことがスウィーニーの復讐心をさらに燃え上がらせてしまいます。
それからの日々、ターピンを殺すことだけを生き甲斐に暮らし始めます。
町で一番の理髪師と自ら名乗っていた馬鹿な理髪師が、スウィーニー・トッドの過去に気付き、ゆすりに来た時から、彼の殺人鬼としての生活が始まります。
ここからスプラッター映画になります。
カミソリで首をきると、真っ赤な血がドロドロと流れ…。一丁上がり。
地下に落とし、解体し、肉挽機でミンチにし、はい、人肉パイのできあがり。
スウィーニー・トッドと浜辺で暮らしたいと願うミセス・ラヴェットの思いが、ちょっとかわいそうになってきます。
復讐は止めて!私を見て!せつない女心。
ついた嘘のために悲惨な最期です。
復讐に燃える理髪師とか、人肉パイとか、前評判通りに気持ちの悪い映画です。
純粋に映画として観ても…?
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