シェリー フレイドント 『数独パズル殺人事件』2008/01/31

数独ってしっていますか?
そうマス目がタテ9列、ヨコ9列あり、各3×3のブロックに1から9の数字を入れていくパズルです。
なんと日本人が作ったそうです。

さて、このミステリーは、政府系シンクタンク<理論数学研究所>に勤めている数学者、ケイトが故郷の町に帰るところから始まります。
彼女は10歳のときに母親を失い、頭が良すぎたため、周りから浮いていて、オタクとからかわれていたという悲しい過去があります。
彼女の唯一の避難場所はパズル博物館でした。
世界中のパズルを集めてこの博物館を作った世捨て人、P・T・アヴォンデール教授はケイトの恩人であり、心の友でした。

ケイトが町を出て大分経った頃、教授が手紙をよこし、急いで来て欲しいと言ってきました。
久しぶりに訪れた博物館はペンキが剥がれ、埃だらけでした。
教授はケイトに、博物館のある地域にショッピングモールを建てようという計画があり、博物館の土地を売らせるために、いやがらせや破壊行為が起こっていて、脅迫状などが届いているということを話しました。
最悪なことに、銀行から借りた改修資金の返済も滞っているようです。
下手をすると博物館は銀行に取られてしまいます。
改修した跡がないのに、一体どこにお金はいったのでしょうか?
ケイトは調べ始めます。
そうこうするうちに、何ものかに教授が殺されます。
机には数独を解いていた跡が・・・。

ケイトの伯母プルーやよそ者の警察署長プランドン・ミッチェルなど、なかなか個性豊かな人たちが登場します。
アメリカの田舎町の様子が楽しいミステリーです。
本の中に数独も6つ載っています。ミステリーを読みながら、どうぞ解いてみてください。