J.D. ロブ『穢れた方程式』2015/12/30



イヴ&ローク・シリーズも37冊目になりました。

アガサ・クリスティのミス・マープル・シリーズを英語で読んでみようと思ったのですが、おもしろくなくて挫折してしまいました。
このシリーズなら読み続けることができるのではと思って、次作品の"Thankless  in Death"をキンドル版で買ってみました。
最期まで読めるかどうか・・・。

今回は11月のNYが舞台。
無人のビルで会計士の女性が首を折られて死んでいました。
その日、彼女は怪我をして入院した会計士に代わり受け持つことになった仕事をしていて会社を出るのが遅くなったのです。
彼女の死にその仕事が関係しているのではないかと思ったイヴは、彼女が家に送っていたファイルを調べ、関係者に当たっていくことにします。

テレビ番組でこのシリーズをドラマ化してもいいのに、まだやっていませんね。
そういえば、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』が日本人役者が演じるドラマになるようですが、どうなんでしょうね。

さて、今年もいよいよ終わりに近づきました。
年々、クリスマス、お正月などという行事がどうでもよくなりつつあります。
季節は自然から感じ、味わうというのがいいようです。

今年読んだ本のベスト1は乃何アサの『風紋』と『晩鐘』です。
読んでいない方は是非読んでみてください。

では、今年最後は、愛犬の五郎丸ポーズ(笑)で。


良いお年をお迎えください。