ドロシー・ロー・ノルト 『ドロシーおばさんの通じあう心』2007/05/25

     通じあう心
 声をかけよう
 そうすれば 心が通じあう
 わかってあげよう
 そうすれば 心が通じあう
 かばってあげよう 
 そうすれば 心が通じあう
    (略)
 通じあう心
 それは素直で正直
 あなたとわたしが出会う
 すばらしい人生

ドロシーおばさんの詩に合わせ、今回は精神科医の和田秀樹さんが文を書いています。
その中で特に気をつけなければと思ったことがあります。
「感情の老化」です。
年を取ると、だんだん身体が思うように動かなくなったり、すぐ疲れたりするようになります。でも、心まで老化するとは、あまり思いませんよね。
ところが年を取ると、運動したり、体を動かしたり、外へ出て行くという意欲がなくなる他に、新たなことを学んだり、いろいろなことに興味をもつということがなくなるのだそうです。
感情も衰えるのです。怖いことです。
感情の老化防止の必要があると、和田さんは言います。
ではどうやって防止するのか。
自分が本当に楽しめる、感情がわきたつようなものを、40代で探しておくことが、感情の老化予防になるのだそうです。
40代で好きなら、70代でも好きなのだそうです。
齋藤茂吉の妻で、北杜夫の母の齋藤輝子さんが、年をとってから世界100カ国を旅行しましたが、それぐらい刺激がある方がいいそうですよ。

さて、何をしましょうか?
あるレストランに行った時に、隣に座っていた50代~60代のおばさまたちが、ヨン様のことやキムタクのことを話していて、つくづく感心したものですが、ああいう疑似恋愛も、感情の老化防止にいいのかも。
もっともっとドキドキ、ワクワクをして、楽しく老いていきたいですね。
アレ?何か本と話題がそれたような・・・?