伊勢神宮に行く: quiet colors

相棒が年末に伊勢神宮に行っていないので、行きたいといいだしました。
伊勢だけに行くツアーを探してみると、まあまあの旅行代金なのでなんとか行けそうです。そういう訳で、２月に急きょ伊勢へ行くことになりました。

雨の中、東京駅まで行き、名古屋までのぞみに乗り、名古屋から近鉄で伊勢市まで。ゆっくりと東京を出たので、伊勢に着いたのは１３時頃になりました。駅前のホテルに荷物を置き、歩いて外宮まで行きます。
伊勢は神様が怒っているのか、遊んでいるのか、風が強く、とっても寒いです。

伊勢神宮に初めて行った時は高速バスを使いました。そのため朝早くに着き、バス

乗り場でどちらに行こうかと迷っていると、女二人連れだったためか中年男性が近づいてきて、内宮まで車で送ってくれ、赤福をごちそうしてくれました。彼は「朝早いと神様も寝ているよ」なんて言っていました。一体誰だったんでしょう？たぶん観光局の人だと私は考えているのですが・・・。

外宮からはバスで内宮へ。

２年前は架け替えたため木の色が白かったのですが、だんだんとあめ色に変ってきています。
五十鈴川は近くで工事をしているそうで、ちょっと濁っています。
外宮よりも内宮は人が多く、伊勢神宮というと内宮だけお参りをする人が多いのでしょうね。

伊勢神宮で好きなところは、この石段から上っていく別宮荒祭宮です。

落ち着いた品のいい場所です。
お札とお札を飾るやしろを買ってきました。神棚がないので、このやしろにお札を飾るのです。
いつもは馬がいるのですが、今回はどこに行ったのかいませんでしたが、鶏がいました。

橋のたもとに椿が咲いていました。

内宮を出て、ブラブラとおかげ横丁まで歩いていきます。

おかげ横丁には招き猫がいました。女の子が喜んで写真を撮っています。

何を食べようかと迷いながら歩いていると、伊勢うどんのお店が閉まってしました。こういうところは４時になると終わるのですね。
仕方ないので、いつも食べる「福まん」を食べ、ホテルまで戻ることにしました。

夕食はホテルで伊勢エビと松坂牛を食べました。

次の日。私に悲劇が・・・。
朝食に鮭のフライを食べていると、喉が痛いのです。そう、鮭の骨が刺さってしまったのです。相棒はご飯を飲み込めば取れるといいますが、私は喉が一番の弱点で、耳鼻咽喉科で喉を診ようとした医師の手を振り払った人間です。辛くて辛くて、パンの塊を飲み込もうとしたら、吐き気が襲ってきました。
う～ん、伊勢神宮参りをしたのに、何故こんなことが起こるのでしょう。私の行いがそれほど悪いっていうの（泣）。
今も骨が取れたのかどうか？唾を飲み込むと痛いです。病院に行くと、また医師の手を払ってしまいそうで・・・。

結局伊勢市では伊勢神宮だけ訪れ、名古屋に行ってしまいました。
名古屋ではまたまた神社巡りです。相棒が行きたいと言ったので熱田神宮に行くことにしました。
梅がきれいに咲いています。境内ではお宮参りにきた家族がいました。

立派な神社です。

この塀は「信長塀」というものです。
「織田信長が桶狭間出陣の際、熱田神宮に願文を奏し、大勝したのでその御礼として奉納した塀（永禄３年（１５６０）」だそうです。

熱田神宮には大楠があります。とっても大きく千年以上の樹齢でしょう。弘法大師のお手植えと言われています。

素敵な大楠です。たくさんの人が写真を撮っていました。

熱田神宮から金山まで歩いてみました。ただの道で、見るべきものはなかったです。名古屋ボストン美術館に行って常設展でも見ようと思ったのですが、なんと、閉まっていました。常設展なんてないんですねぇ。
仕方ないので一番の繁華街という栄に行ってみました。札幌の大通りみたいです。
栄から駅まで歩きました。

ちょっと早いのですが、夕食にし、味噌カツを食べました。まあ、あんなもんでしょう。

食べ物的には今一つの旅行でしたが、いい神様に出会ったという事で、これから運がよくなる・・・かな？

喉がまだ痛いですぅ。

一日目：13301歩
二日目：17463歩