リン・メッシーナ 『公爵さま、これは罠です』2024/12/27

本がたまり過ぎですが、書く時間がなさそう。そのうち一遍に紹介します。
「行き遅れ令嬢の事件簿」シリーズの五作目。
「行き遅れ」なんて失礼よね。


公爵さま、前代未聞です』の事件後、ケスグレイブ公爵と婚約したベアトリス・ハイドクレアですが、いよいよ結婚という時に、叔母さんを始めみんなが結婚を少し延期してはどうかと言い出します。
仕方なく、みんなの意見に従い、ベアトリスは結婚を一週間先延ばしにします。

そんなところに、思いもかけない人がやって来ます。
ベアトリスに”くすみちゃん”というあだ名をつけ、ベアトリスの社交生活を台無しにした性悪女でかつての宿敵、ミス・ブロアムです。
彼女はソールズベリーのミスター・ノートンと結婚して今やノートン夫人となっています。

一体全体何をしにやって来たのか?
まさか和解をしたいのか?

ノートン夫人は昨夜のベアトリスとウェム伯爵との対決を見て、ベアトリスが相当に腕のいい探偵だと確信したので、自分の祖父が隠した有名なダイヤモンドをいっしょに探して欲しいというのです。
止めればいいのに、ベアトリスはにっくきミス・ブロアムをひれ伏せたいがために、引き受けてしまいます。

これがベアトリスの失脚を狙う罠だったとは…。
ベアトリスはまたもや殺人事件に関わることになります。

公爵夫人になるんだから、もう殺人事件に関わるのはおやめ下さいと言いたくなりますが、もうベアトリスを止められる人は公爵以外にいません。
でも、その公爵がおもしろがって、いっしょに事件を解決しようとするんですから、もうどうにもなりません。
二人の様子をこのまま見ているしかないですねww。

さて、次回は公爵夫人となり、慣れない環境に身を置いたベアトリスですが、隣の屋敷で起った首切り事件に首を突っ込みに行きます。
困った伯爵夫人ですね。
このシリーズも続いていて、来年の三月に十三冊目が出版されるようです。


<昨日のわんこ>


チワマル(チワワとマルチーズのミックス犬)の兄はなんでも口にくわえるのが好きみたいです。
たまたま手袋が落ちていたので、くわえたようです。
ヨーキー弟が怪訝そうに兄を見ています。

ママはうっかりしていました。
弟の洋服が裏返しでした。ゴメン。

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