2泊3日の長崎旅 ・一日目 出島付近をうろつく ― 2024/12/24
今のうちに行きたいところに行ってこよう思い、長崎県の五島列島に行ってきました。
ワンコたちはパパがお世話をします。
しばしの別れだ、と悲壮な気分で出かけたママでしたが…。
初めてリムジンバスを使い空港まで行きました。
電車の乗り換えが少ないので、心持ち身体が楽なようです。
飛行機では隣が若い女性で、カップルだったようで、彼と別の席でしたが、いっしょに座りたいらしく、彼から席を替わって欲しいと頼まれました。
彼の席は壁の後ろで通路側だったので、喜んで替わりました。
足が伸ばせてラッキー。
彼も嬉しかったらしく、何回もお礼を言われました。
いい旅になりそうです。
飛行機はそれほど揺れることもなく長崎空港に着きました。
ちょっと空港の中を歩いてみました。
お土産物を売っているスペースとレストランやスタバがあります。
展望デッキに行ってみました。

飛行機が三機、スタンバイしていました。

よく見えませんが、「NAGASAKI」と書いてあります。
朝方、雨が降ったようです。
南に来たのに、思っていたよりも寒いです。

「しあわせの鐘」がありましたが、誰も興味がないみたいですww。
みんな幸せなのよね。
五島列島の福江島に行くので、リムジンバスに乗り、大波止バス停まで行きますが、混んでいて、次のバスになってしまいました。
大波止バス停から5分ぐらい歩くと、長崎港ターミナルに着きます。

なんと、天気が悪く、風が強いため、ジェットフォイルは欠航になり、フェリーで福江島まで行かなければならなくなりました。
この日はすべてのジェットフォイルが欠航だったそうで、フェリーは滅多に欠航にならないそうです。
今頃の季節には欠航がよくあるそうで、無事に帰れるかどうか心配になりました。
ジェットフォイルでは一時間半ぐらいなのに、フェリーでは三時間以上かかります。
まったく頭から抜けていたのですが、わたし、船や車に酔いやすい人なのです。
前に瀬戸内海の直島に行った時も、ちょっと船酔いしたのに、大丈夫かしら。
夫にメールすると、酔い止めを買うように言われました。
そうだ、酔い止めがある。後で薬局を探して買おう。
フェリーの出航まで時間があるので、近くの出島に行ってみることにしました。
まず、ランチが先です。

長崎出島ワーフに行ってみました。

小雨が降って来ました。

魚介類やアイスなどのお店がありますが、開いていない店もあります。
この辺りはあまり人気がないのかしら?

心配しながら、一番端にある「Attic coffee and dining」に入ると、ほぼ満席状態でしたが、座れました。
外は寒いので、みんな中にいたのね。
晴れているとテラスに座れたのですが。
デリシャストルコライスとカフェラテを頼みました。

よく知らないのに頼んだのですが、トルコライスってスパゲティやカレーピラフ、トンカツ、海老フライなど色々と盛られているのですね。
多そうに思えたのですが、全部食べてしまいましたww。

アラ、龍馬ではないですか。
驚いたのは、お料理の価格が観光地価格にはなっていないんです。
この頃どこでも料金を上げているのに、良心的なお店です。
長崎はどこでもそうなのでしょうか。
バイトの店員さんたちが可愛くて、「またお越し下さい」と言われました。
また長崎に来ることがあったら寄らせて頂きます。

次に出島に行ってみました。橋を渡ると入り口です。

表門の横に料金所があります。料金は520円。安いです。
門の前で当時の扮装をしている男性はガイドさんのようです。

すみません、写真に写っているのがどこか記憶が定かではないので、出島ってこんな感じかと思って見て下さい。
左側にカピタン部屋があったみたいです。
長崎県立美術館にも行きたいので、靴を脱ぐ家の中に入るのはパスし、町を歩いて出島の雰囲気に浸りました。

色々な部屋があって、覚えられません。

大砲が変なところにありました。
ここら辺はまだ復元が終わっていないようです。

台所です。日本風ですね。

「シーボルト 里帰りの植物」のところに、オランダという文字とミッフィーちゃんがいました。このミッフィーちゃん、暗くなると光るそうです。
右側に小さい橋があります。何の橋か確かめるのを忘れました。

「ミニ出島」です。15分の1サイズだそうです。

旧出島神学校。

イチョウがきれいです。

旧出島神学校の全体。
明治11年に建造された、現存する日本最古のキリスト教(プロテスタント)の神学校の建物。

「デジマノキ」といい、ナンヨウスギ科の常緑高木で、学名、アガチス・ダマーラだそうです。幕末の頃、インドネシアのバタビア(現在のジャカルタ)からオランダ人が持ち込んだ幼木が育ったものだそうです。

新石倉シアターでクリスマスツリーが点灯していました。
長崎内外倶楽部レストランがありますが、やっている時とやっていない時があるらしく、私が行った日はやっていませんでした。
意外と出島は小さいなというのがわたしの印象です。

近くにある長崎県立美術館に行ってみました。

なかなか素敵な建物です。隈研吾がデザイン。

やっていた展覧会はブラックジャック展だったので、常設展示だけを見ることにしました。
この美術館は「須磨コレクション」を母体とし、主に長崎ゆかりの美術とスペイン美術を収蔵しているようです。
20世紀前半のスペインで活躍した画家リカルド・バローハと今年亡くなった現代スペインを代表するというマヌエル・フランケロの絵が印象的でした。

この人が須磨彌吉郎で、ラファエル・ペニュウエラスによる≪須磨彌吉郎の肖像≫です。娘をモデルにした絵もありました。
歩き疲れたので、美術館のカフェに入り、しばし休憩しました。
ホットチャイティーラテとプティ・ガトーのスノーボールを頼みました。
長崎港のターミナルに行く途中にゆめタウン夢彩都があり、ドラッグストアで酔い止めを買うことにしました。
歩いていると、なかなか人には会わないのに、ゆめタウンには人がいっぱいいます。
地下にドラッグストアがあったので、酔い止めを買いましたが、私以外にも買っている人がいました。これからフェリーに乗る人かもしれませんね。

このフェリーに乗るのかしら?
無事にフェリーに乗り込みましたが、大変でした。波が荒く、揺れるのです。
二等は座敷みたいなところで私は横になれない人なので、座れるところがあったので、そこにずっといました。
酔い止めがきいたのか、お腹にあまり物が入っていなかったのがよかったのか、吐き気がしなくてよかったです。
お腹の辺りが何やら気持ちが悪いぐらいで終わりました。
もっと長く乗っていたら危なかったかも。
地上に着くと大丈夫です。
夕食は囲炉裏焼きでした。

イサキという魚が大きかったです。
この他に野菜と刺身、五島牛などが出ました。
〆は五島うどんで、普通のうどんよりも細くて腰がありツルツルしている感じです。中に椿油とか菜種油などの油が入っているのだとか。汁はアゴだしですね。

デザートのアイスクリームはにがりが入っているそうで、とても美味しかったです。
ホテルに戻り、お風呂に入って休みましたが、疲れているのになかなか眠れませんでした。
この日は一万五千歩ぐらい歩いていました。
コメント
_ ろき ― 2024/12/25 07時22分11秒
_ coco ― 2024/12/25 14時26分08秒
ろきさん、思い立って申し込んだので、全く何も調べていませんでした。
欠航が多いことを知っていたなら、冬に行くのを止めたかも。
船旅は私には苦行ですわ。
そうですね。江戸時代に生まれていたら、私も出島で働きたいですわ。
食事は疲れが出て、食べる気になりませんでしたが、頑張って食べました。食い意地がはってますからwww。
欠航が多いことを知っていたなら、冬に行くのを止めたかも。
船旅は私には苦行ですわ。
そうですね。江戸時代に生まれていたら、私も出島で働きたいですわ。
食事は疲れが出て、食べる気になりませんでしたが、頑張って食べました。食い意地がはってますからwww。
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出島は興味深い。江戸時代に生まれていたら、出島で働きたいとか思ったかも。「デジマノキ」は樹齢150年くらい? 元気ですね。
たくさん歩いたから食事も美味しかったでしょう。