「シスター探偵ボニファス」を観る ― 2025/05/19
「ブラウン神父」シリーズのスピンオフ版の「シスター探偵ボニファス」を大分前に観て書くのを忘れていたので、「獣医ヤコブズの事件簿」を書くついでに書いておきます。
シスター・ボニファスは「ブラウン神父」の原作の小説には登場しません。
ドラマ「ブラウン神父」シリーズでは、シーズン1のエピソード6「The Bride of Christ(キリストの花嫁)」に登場しているというのですが、私の記憶にはありません(恥)。

1960年代初頭のお話で、舞台はコッツウォルズにあるグレートスローターという架空の村です。
さて、登場人物たちの紹介をしましょう。
シスター・ボニファスは、セント・ヴィンセント修道院の修道女で、なんとIQが 156もあります。
オックスフォード大学で化学か法医学・微生物系を専門に学んだらしく、博士号を持っています。
高度な科学知識を持つ法医学の専門家として警察の顧問をしています。
M15(英国情報局保安部)からの誘いがあったらしいのですが、断って修道女になったという異色の女性です。
現場にペスパ(スクーター)で現れたりと、奇抜な行動を取りがちで、コミカルな姿が見られますが、殺人現場では常に冷静で、小さな証拠や不審な点を見逃しません。
それでいながら人間に対する理解力や共感力が優れているのが、彼女の魅力のひとつになっています。
可愛らしい声で早口なのが特徴です。彼女の作るワインは美味しいのかな?
修道院は彼女が警察の仕事をするのを問題にしていないみたいです。
実際にはあり得ない話ですが、ドラマですから。
写真でシスター・ボニファスの右側にいる男性は元陸軍将校のサム・ギレスピー警部補です。
初めはシスター・ボニファスの科学捜査に懐疑的だったのですが、だんだんと彼女に信頼を寄せるようになります。
堅物で、いつもシスター・ボニファスに翻弄されている感じで、女性に弱いのかしらww。
左側の男性はバミューダ警察から出向しているフェリックス・リビングストン巡査部長です。
彼はロンドンで勤務のはずが、何の手違いかグレートスローターに勤務することになってしまったという不運な方です。
そのうちロンドンに行けるはずと思っていたのですが、シスター・ボニファスの魅力と能力に感銘を受け、グレートスローターでもいいかと思い始めたようです。
ちょっとエリートの出来る奴感があるのが玉に瑕。
ギレスピー警部補の隣にいる、1960年代には珍しい女性警察官は、肉屋の娘でもあるペギー・ボタンです。
真面目な勤務態度で好感が持てます。
彼女はもしシリーズが続けば、だんだんと存在感を増していきそうです。
そしてリビングストン巡査部長の隣にいる女性は新聞記者のルース・ペニーです。
とても野心的な女性で、事件が起こるとギレスピーたちの周りを嗅ぎまわり、警察を出し抜こうとします。
ギレスピーは彼女のことが気になるようですが、どうなるのかな。
この他にギレスピーとリビングストンの下宿の大家で不味い料理を作るクラム夫人や修道院の方々が毎回登場します。
シーズン1だけで終わるのかと思っていたら、なんと昨年にシーズン3とクリスマススペシャルが放送され、シーズン4も撮っているようです。
「なんでシスターが・・・」とか、あまり考えずに、観るといいでしょう。
全体的に明るいトーンで、登場人物たちもいい人ばかり。
それなのに、事件がよく起こりますが、ドラマですからwww。
なおPrime Videoではシーズン1しか観られませんので。
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