原田マハ 『すべてが円くなるように』2026/04/16

原田マハさんがミキモトの公式サイトに連載していたお話が一冊の本になりました。
だからすべてのお話に真珠が出て来たのですね。納得。


「フェルメールとの約束」
私は「フェルメール展」を観るためにアムステルダムにやって来た。私はフェルメールと約束したのだ。展覧会を見ることができれば、彼に捧げる物語を書くと。
だがチケットは完売…。

「庭の朝露」
京都の町家に住んでいた母が亡くなった。娘よると最後に会った時に母が忘れ物をしてきたので、取りに行ってほしいと言っていたという。一体、忘れ物は何で、どこにあるのだろう。

「真夏の夜の夢」
私はロンドン郊外にあるコレクターの邸宅で甘露のごとき清冽な日本酒に出会う。
そこに来ていたその日本酒を作っている清橋夫人に誘われ、私は醸造所に行くことになるが…。

「ユーレイカ」
私には憧れの人がいた。その人はベスといい、沢山の友人に囲まれ、ハンサムなボーイフレンドもいたが、何よりもさりげなくスタイルがきまっていた。私は密かに彼女の姿をノートに描いていた。ひょんなことから彼女と話すことがあり、ある日、彼女に<邪宗門>という喫茶店に連れられていき、彼女の憧れの人を教えられる。

「いつか、相合傘で」
私は娘を連れ、シカゴへ赴任した。夫は日本にいる。不安はあったが娘はアメリカに慣れていった。クリスマスまえの週末、娘と美術館に行った私は娘から思いもかけない話を聞く。

「あの日のエール」
パリで設計デザインの事務所を運営する祖母が日本に一時帰国をした。私は祖母に憧れ、設計士になろうと決めた。大学時代に彼女の事務所でインターンをさせてもらった時に、私は祖母のデスクに飾ってある一枚の写真に目を奪われた。それは…。

「海からの贈り物」
リタと私はメトロポリタン美術館で行われる真珠の展覧会のリサーチのために鳥羽を訪れた。ミキモト多徳養殖場や御木本幸吉の家、鳥羽工場などを見学し…。

いつものマハさんの作品と比べるとちょっと物足りないなぁと思いました。
企業のために書いたお話なので仕方ないのでしょうが。
サラっと読めますので、重厚な本を読む合間にちょこっと読むにはいいでしょう。

参考に「あの日のエール」の写真を載せておきます。探せなかったらめくって見てください。


「ユーレイカ」でベスが憧れた人はある文豪の娘です。さて、誰でしょう。


<この頃のわんこたち>


いい笑顔です。
歳を取ると、毛並みもボサボサになるような気がします。
兄犬は今年14歳(人間で72歳)、ヨーキー弟は12歳(64歳)になります。
兄はお散歩の最初は元気に歩きますが、後半は疲れが出るようです。
弟はまだグイグイ行きます。
年を取ると暑さがこたえるようになるので、夏は家で遊ぶか、早朝に短時間のお散歩にします。

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