米原万理 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』2015/12/29



ロシア語同時通訳の米原万理さんは、9歳から14歳まで父親の仕事(国際共産主義雑誌『平和と社会主義の諸問題』編集委員)の都合でチェコソロバキアのプラハに暮らしていました。
その時に通っていたのがソビエト学校です。
ソビエト学校には色々な国から来た子供たちがいました。
その中で万理さんと親しかったのが、ませたギリシャ人のリッツァと嘘つきのルーマニア人アーニャ、優等生のユーゴスラビア人ヤスミンカでした。

その後、ソ連崩壊、東欧の民主化、ユーゴスラビア紛争などという激変が起きました。
プラハに暮らしてから30年後、万理さんは友人だった三人を探しに行き、再会することができました。
三人それぞれの人生の重さを感じさせられる本です。

自分が生きていた時代に起こったことなのに知らないということで、自分の歴史認識の低さをつきつけられました。
日本に住んでいると世界で起こっていることを身近に感じることができなくて、無関心になりがちです。
今更ながらちゃんと勉強しなければならないなぁとつくづくと思いました。




ヨーキーの弟は悪い仔です。
今日、窓の掃除をしていて見ていないと、庭の行ってはいけない所にいました。
戻ってきたからいいのですが、このまま好き勝手にさせておくとどこかに行ってしまいそうです。
すまなそうな顔をしますが、ダメだと言われたことをまたやろうとします。
兄は絶対にしないのですが。
犬種の違いでしょうか。

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