ジャニータ・シェリダン 『翡翠の家』2007/10/25

このミステリーは60年前に書かれたそうです。
まあ、登場人物の服装を考えると、なるほどと思えます。
ちょっと題名がダサイですね。原題は"The Chinese Chop"。
1940年代の末のニューヨークが舞台です。

ハワイからニューヨークに来たジャニス・キャメロンは、小説家としてデビュー間近。
今住んでいる下宿は、大家が又貸ししていた部屋で、借り主が帰ってくるので、出なければならなくなった。
部屋を探すのだが、いいところがなく、仕方なく、「部屋求む」という広告を出してみる。
すると、すぐに電話が。
中国系のリリー・ウーという女性が、ワシントンスクエアにあるアパートの部屋に一緒に暮らさないかというのだ。
会ってみると、リリーは、ジャニスがハワイで大学の寮の事務をしていたときに、寮に入っていた学生だった。
二人はすぐに意気投合し、その日のうちに引越をすることになる。

ワシントンスクエアのアパートには一癖も二癖もありそうな人たちが住んでいた。
ジャニスが引っ越した日に、リリーは誰かに殴られ、新しい管理人が殺される。
一体誰が彼を殺したのか。
しばらくすると、管理人はアパートの住人ドリスの父親で、いろいろな人を騙して、お金を取っていたことがわかる。
アパートの住人にも彼に騙された人がいそうだ。
リリーも何か隠しているような様子。
ジャニスの冷静な目が犯人を追いつめていく。

リリーとジャニスには一見接点がなさそうですが、最後には天涯孤独のジャニスをリリーは家族として迎えます。
コージー・ミステリがお好きならどうぞ。

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