土本亜理子 『ふつうの生、ふつうの死 緩和ケア病棟「花の谷」の人びと』 ― 2007/10/27

前からですがホスピスに興味があります。どうしてなのか自分でもわかりません。
この本は南房総千倉にある小さなホスピス、「花の谷クリニック」の話です。
「花の谷」は伊藤真美という医師が最初は外来の診療所から始めました。
しばらくして、土地を持っている人の援助により、終末医療を行うホスピス棟を建てることができ、今の形になっていったそうです。
伊藤医師はただの病院の勤務医で、親が医師で金持ちという方ではありません。
自分で銀行からお金を借りて、診療所を建てたのです。
やりたいという思いがあれば、できるのですね。
患者さんは初めは診療所に通い、その後に隣にあるホスピスで一生を終える、そういう、「それまでの暮らしの延長線上にあるような医療の場としてのホスピス」がこの「花の谷」なのです。
相棒と、究極の選択を話したことがあります。
「あっという間に死ぬ死に方」がいいか「癌のように、在る程度の猶予があって死ぬ死に方」がいいか。
私なんかは、一瞬の苦しさだったらあっという間の方がいいかな。でも半身不随にはなりたくないし、でしたが、相棒は在る程度の猶予が在る方がいい、でした。
スパゲティになる(管でつがれて生かされている)より、このホスピスのように、人を人として扱われて死ぬ方がいいにきまってますよね。
イギリスには各区画ごとにホスピスがあるそうですが、よくよく考えてみると、人は死ぬために生きているようなものなのですから、死が日常的でなくてはなりませんね。
もっと気楽に、終末医療を語れるようになってほしいものです。
千倉にでも移住しようかしら。
この本は南房総千倉にある小さなホスピス、「花の谷クリニック」の話です。
「花の谷」は伊藤真美という医師が最初は外来の診療所から始めました。
しばらくして、土地を持っている人の援助により、終末医療を行うホスピス棟を建てることができ、今の形になっていったそうです。
伊藤医師はただの病院の勤務医で、親が医師で金持ちという方ではありません。
自分で銀行からお金を借りて、診療所を建てたのです。
やりたいという思いがあれば、できるのですね。
患者さんは初めは診療所に通い、その後に隣にあるホスピスで一生を終える、そういう、「それまでの暮らしの延長線上にあるような医療の場としてのホスピス」がこの「花の谷」なのです。
相棒と、究極の選択を話したことがあります。
「あっという間に死ぬ死に方」がいいか「癌のように、在る程度の猶予があって死ぬ死に方」がいいか。
私なんかは、一瞬の苦しさだったらあっという間の方がいいかな。でも半身不随にはなりたくないし、でしたが、相棒は在る程度の猶予が在る方がいい、でした。
スパゲティになる(管でつがれて生かされている)より、このホスピスのように、人を人として扱われて死ぬ方がいいにきまってますよね。
イギリスには各区画ごとにホスピスがあるそうですが、よくよく考えてみると、人は死ぬために生きているようなものなのですから、死が日常的でなくてはなりませんね。
もっと気楽に、終末医療を語れるようになってほしいものです。
千倉にでも移住しようかしら。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2007/10/27/1874278/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。