アリソン・ブレアン 『ザ・プレイ』2007/11/26

三人の女性たちの物語です。
彼女たちはFBIアカデミーで出会い、親友になります。
彼女たちにはそれぞれ、悲惨な過去があり、それが彼女たちのFBI捜査官になろうという動機付けにもなっています。

第一弾のヒロインはローワン・スミス。
元FBI捜査官で、今は捜査官の経験を生かし、小説家になっています。
ある日、彼女の本を模した殺人が次々と起こります。
しかし、その殺人の中に、彼女が書かなかったこと、彼女の過去に関係することが…。
犯人は彼女の過去を知っているのでしょうか?
心配した映画のプロデューサーの意見に心ならずも従い、ボディーガードを雇うのですが、それをあざ笑うかのように、犯人は彼らを翻弄します。

詳しい内容は、本を読んでのお楽しみですが、この本、全米で100万部も売れたそうです。
私的には、買ってちょっと失敗したかなと思うところもあります。
だって、ハーレクインにミステリーの香をつけているのだもの。
はっきり言って、このロマンス邪魔です。
愛し合うのはいいのですが、その場面を延々と書かなくてもいいでしょう。途中から、飛ばして読んでいました。
ひょっとして、このロマンスのおかげで売れたのかしら?
読んでしまったのだから、最後まで読みますよ。
第2弾では、もう少しロマンス色を落としてもらいたいものです。

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