井形慶子 『3つに分けて人生がうまくいくイギリスの習慣』2008/02/06

日曜日に引き続き、また雪が降りましたね。
東京の雪はベタベタしているからあまり好きではありませんが、町の雰囲気が変わるのがいです。

この本は井形慶子という人が書いたものです。
一人三役の自分を考えて生きていくといいという内容の本です。
三役とは、仕事人・生活者・男または女という個人として生きるということです。
日本人について考えてみると、仕事人という割合がとっても大きい人が多いのではないでしょうか。
私自身よ~く考えてみると、仕事人という自分のアイデンティティは7~8割ぐらいの割合だったように思います。
そう、過去形で書いてますが、病気のことがあってから仕事は自分の3割ぐらいにしようと思い始めたのです。
そうすると、結構心のゆとりが生まれました。

この3つで区切るということは、生活にも適応できるそうです。
服装に関して言うと、普段着、仕事着、そして夜用の服と分けるのです。
パーティドレスなんか着ていくところがないと言って、めったに買いませんが、映画などで見ると外国の人は着飾っていますよね。
見習ってみると、楽しい夜の生活ができそうです。
でも、そのためには仕事をほどほどにして、一端家に帰って着替える時間がないと駄目ですよね。
日本では難しそうですね。

食事なんかも3つの区分で考えて取った方がいいようです。
朝「起きるための食事」、昼「仕事(対話)のための食事」、夜「身体のための食事」などと。
これは使えるなと思ったのは、自宅、職場以外の3番目の居場所を見つけるということです。
一人になってのんびりできる空間があれば、どれだけストレスも減ることか。

3つに分けるということは、まだまだありますが、この本の中に書いてあることのひとつでもいいから取り入れてみると、生きやすくなると思います。
○か×か、善か悪か、いいか悪いかと2つに分けると結構きついですものね。

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