「ドリームガールズ」を観る ― 2008/05/24

テンポの速い映画です。映画評ではピーコが褒めていました。
もともとはミュージカルというのが、うなずけます。
モデルがシュープリームス。
シュープリームスとは、ダイアナ・ロスがソロになる前にいた女性三人グループ名です。
「Stop! In the Name of Love (1965)」や「You Can't Hurry Love (1966) 」という歌は誰でも聞いたことがあると思いますが、これらはもともとシュープリームスのヒット曲なのです。
シュープリームスの一員が自伝を書き、それを元にミュージカルが作られ、映画にされたそうなので、脚色をしているとはいえ、ショウビズの裏側が見られる内容です。
<キャスト>
ディーナ・ジョーンズ:ビヨンセ・ノウルズ
ジェームス“サンダー”アーリー: エディ・マーフィ
エフィ・ホワイト:ジェニファー・ハドソン
ローレル・ロビンソン:アニカ・ノニ・ローズ
カーティス・テイラー・ジュニア:ジェイミー・フォックス
1960年代、デトロイト。
ライブハウスでオーデションを行っていました。
ディーナ・エフィ・ローレルの三人からなる「ドリーメッツ」もオーデションに参加しました。
たまたま人気歌手ジミーのバックコーラスの女性が辞め、バックコーラスを探していたプロジューサーのカーティスに目をつけられ、彼女たちは週500ドルで雇われます。
しばらくジミーのバックコーラスをさせていたのですが、白人うけがよいことがわかり、カーティスは三人をデビューさせることにします。
しかし、歌唱力はあるけれど、太って見栄えがよくないエフィーをリードボーカルから外し、美人でスタイルの良いディーナをリードボーカルにします。
このことでエフィは不満を持ち、やがてグループを去っていきます。
映画を観ているときに気がつかなかったのですが、ジミー役がなんとエディ・マーフィーでした。
妻がいるのに、女に手を出し、麻薬に溺れ、身を持ち崩していく姿を熱演していました。
エフィ役は新人だそうですが、歌唱力があります。
でも、見ているとかわいそうになってきました。やっぱり見た目がよくないと・・・。
実際、シュープリームスでもリードボーカルをダイアナに奪われ、アルコール中毒になり32歳で亡くなった人がいるそうです。
エフィ役のジェニファー・ハドソンはアカデミー賞助演女優賞を取ったそうです。
夫は側で見ていて、彼女がグループを首になった時にせつせつと歌う姿を見ながら、「この女、うざい」などと言っていまいた。静かに観てね、笑。
昔、夜中に「ソウル・トレイン」などという番組をやっていたのを思い出しました。懐かしい。
今やソウル・ミュージックやR&Bはなくなり、ブラック・コンテンポラリーと言われているんですよね。
一時期のあの華やぎが、よく描かれています。
白人たちの支配する音楽界に入るために、白人向きに音楽を変え、売れるまでは「家族」だとか言って仲よくやっていても、売れ始めると、エゴが出てきて、やりたい音楽性の違いとか言って亀裂が入り、分裂していく様子もさにありなんですね。
純粋にショウを楽しんでも良いし、私のように在りし日の思い出に浸っても良いし、楽しい映画でした♪
もともとはミュージカルというのが、うなずけます。
モデルがシュープリームス。
シュープリームスとは、ダイアナ・ロスがソロになる前にいた女性三人グループ名です。
「Stop! In the Name of Love (1965)」や「You Can't Hurry Love (1966) 」という歌は誰でも聞いたことがあると思いますが、これらはもともとシュープリームスのヒット曲なのです。
シュープリームスの一員が自伝を書き、それを元にミュージカルが作られ、映画にされたそうなので、脚色をしているとはいえ、ショウビズの裏側が見られる内容です。
<キャスト>
ディーナ・ジョーンズ:ビヨンセ・ノウルズ
ジェームス“サンダー”アーリー: エディ・マーフィ
エフィ・ホワイト:ジェニファー・ハドソン
ローレル・ロビンソン:アニカ・ノニ・ローズ
カーティス・テイラー・ジュニア:ジェイミー・フォックス
1960年代、デトロイト。
ライブハウスでオーデションを行っていました。
ディーナ・エフィ・ローレルの三人からなる「ドリーメッツ」もオーデションに参加しました。
たまたま人気歌手ジミーのバックコーラスの女性が辞め、バックコーラスを探していたプロジューサーのカーティスに目をつけられ、彼女たちは週500ドルで雇われます。
しばらくジミーのバックコーラスをさせていたのですが、白人うけがよいことがわかり、カーティスは三人をデビューさせることにします。
しかし、歌唱力はあるけれど、太って見栄えがよくないエフィーをリードボーカルから外し、美人でスタイルの良いディーナをリードボーカルにします。
このことでエフィは不満を持ち、やがてグループを去っていきます。
映画を観ているときに気がつかなかったのですが、ジミー役がなんとエディ・マーフィーでした。
妻がいるのに、女に手を出し、麻薬に溺れ、身を持ち崩していく姿を熱演していました。
エフィ役は新人だそうですが、歌唱力があります。
でも、見ているとかわいそうになってきました。やっぱり見た目がよくないと・・・。
実際、シュープリームスでもリードボーカルをダイアナに奪われ、アルコール中毒になり32歳で亡くなった人がいるそうです。
エフィ役のジェニファー・ハドソンはアカデミー賞助演女優賞を取ったそうです。
夫は側で見ていて、彼女がグループを首になった時にせつせつと歌う姿を見ながら、「この女、うざい」などと言っていまいた。静かに観てね、笑。
昔、夜中に「ソウル・トレイン」などという番組をやっていたのを思い出しました。懐かしい。
今やソウル・ミュージックやR&Bはなくなり、ブラック・コンテンポラリーと言われているんですよね。
一時期のあの華やぎが、よく描かれています。
白人たちの支配する音楽界に入るために、白人向きに音楽を変え、売れるまでは「家族」だとか言って仲よくやっていても、売れ始めると、エゴが出てきて、やりたい音楽性の違いとか言って亀裂が入り、分裂していく様子もさにありなんですね。
純粋にショウを楽しんでも良いし、私のように在りし日の思い出に浸っても良いし、楽しい映画でした♪
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