ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ合同ガラ公演 プログラムB2010/10/29

水曜日と木曜日(新国立バレエ)と二日間続けてバレエ見物で、自宅に帰ったのが11時頃。疲れましたが、美しいものを見ると、気分も晴れます。

普段使っているコンタクトレンズは度数がゆるめなので、舞台を見る時は一つ上の度数のコンタクトに付け替えます。しかし・・・、今回は持ってくのを忘れてしまいました(泣)。

座席が前の方だったので、まだよかったのですが、オペラグラスを使っていない時は視界がぼやけていて、ダンサーの表情とかが見えていません。感想はいつも以上にいい加減です。割り引いて考えてくださいませ。


10月27日(水) 18時半開演

<第一部>
『フローラの眼覚め』よりパ・ド・カトル
エフゲーニヤ・オオブラスツォーワ
アリーナ・ソーモワ
ナターリヤ・オーシポワ
スヴェトラーナ・ルンキナ

オーシポワの元気さが目立っていました。ちょっと元気すぎかな。彼女の持ち味でしょうが、これからどう化けるのか楽しみです。

『ライモンダ』よりパ・ド・ドゥ
アンナ・ニクーリナ   ミハイル・ロブーヒン

私って全幕の『ライモンダ』は好きですが、ガラで踊られるパ・ド・ドゥの良さがわからないです。

『タンゴ』
ヴィクトリア・テリョーシキナ    アレクサンドル・セルゲーエフ

これ、大好きです。ロシアの舞踏会で踊られたそうです。
今回の公演で、テリューシキナのキツネ目(失礼)にも慣れました。なんといっても、彼女のアスリートのような肉体に惚れました。バレエだけではなく、なんでも完璧に踊れるのですねぇ。すごいです。
セルゲーエフのすらりとした体型とノーブルさがいいです。
社交ダンス、おもしろそう。

『Fragmanets of a Biography』
ガリーナ・ステパネンコ    アンドレイ・メルクーリエフ

ついつい『タンゴ』の続きかと思ってしまいました。
振付が中途半端な感じで、タンゴかフラメンコか?長~く感じました。

『ロミオとジュリエット』よりパ・ド・ドゥ
アリーナ・ソーモワ    ウラジミール・シクリャローフ

ソーモワは外見がかわいいのですが、踊りが雑ですね。後ろに下がる時に転んでました。足を振り上げるだけではジュリエットの心模様が出ませんわ。
好きなパ・ド・ドゥなんだけどな・・・。


<第二部>
『ゼンツァーノの花祭り』よりパ・ド・ドゥ
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ   レオニード・サラファーノフ

サラファーノフって、こういうのがぴったりです。

『パ・ド・ドゥ』
ナターリヤ・オーシポワ    イワン・ワシーリエフ

相変わらずの超絶技巧です。ワシーリエフは元気いっぱいに飛んで回ってくれますが、ちょっと今日は雑なような気がしました。

『パピヨン』よりパ・ド・ドゥ
アリーナ・ソーモワ   ウラジーミル・シクリャローワ

『グラン・パ・クラッシック』
スヴェトラーナ・ルンキナ   アレクサンドル・ヴォルチコフ

何故かこの2つ、記憶に残っていません。ちょっとした記憶喪失?寝ていたわけではありませんが、疲れたかな?

『ロシアの踊り』
ウリヤーナ・ロパートキナ

衣装がとっても美しかったです。
たいした振付ではないけれど、見せてくれます。さすがの貫録。

『海賊』よりパ・ド・ドゥ
アンナ・ニクーリナ   ミハイル・ロブーヒン

Aプロではオーシポワとワシーリエフが踊りました。
普通の一般的な『海賊』でした。

<第三部> 
『パリの炎』よりパ・ド・ドゥ
ナターリヤ・オーシポワ    イワン・ワシーリエフ

彼らの『パリの炎』は2回目。会場が沸いていました。

『ジゼル』よりパ・ド・ドゥ
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ   アレクサンドル・セルゲーエフ

また記憶喪失。

『プルースト~失われた時を求めて』よりデュエット
ウリヤーナ・ロパートキナ    アレクサンドル・ヴォルチコフ

ちょっと身が入らず。ボーとしていました。
このデュット好きなんだけどね。疲れがでたのかも・・・。

『ファニー・パ・ド・ドゥ』
ウリヤーナ・ロパートキナ   イーゴリ・コールプ

コールプがなんでBプロでは1回しか出てないのですか。それもこんな演目なんて。そりゃあ、これはおもしろく、受けますよ。でも、もっとコールプに活躍してもらいたかったわ。
ロパートキナも、違ったものを見たかったわ。
二人の踊りはもちろん、すばらしいです。でも、私って飽きっぽいので、一度見たものは二度目は笑えないようです。

『ドン・キホーテ』よりパ・ド・ドゥ』
ガリーナ・ステパネンコ   アンドレイ・メルクーリエフ

ステパネンコ姉さんといいたいぐらい、貫録がありました。彼女って他のダンサーよりも年齢が上なのかしら?
安心して見られました。

『白鳥の湖』より黒鳥のパ・ド・ドゥ』
ヴィクトリア・テリョーシキナ    レオニード・サラファーノフ

サラファーノフって王子様があまり似合わないような感じです。
それでも、最後のトリにふさわしい二人でした。

三年ごとに合同ガラをしているようなので、次回は2013年かしら?
どんなダンサーが現れるのか、次回が楽しみです。
あ、そうそう、オーケストラは変えてくださいね。肝心な時に音をはずした時は、ついつい頭の中で悪態をついてしまいましたから。

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