五木寛之 『親鸞 激動篇』 ― 2012/03/24

親鸞は35歳の時に流罪で妻・恵信の故郷越後に流され、五年後に赦免がくだります。
40歳以降の赦免後の親鸞の活動が主な内容になっています。
越後では恵信との間に2人の子をもうけ、昔としては珍しい男女対等な夫婦関係を築いています。
現在の日本の仏教は政治から遠ざかっているようですが、この頃の仏教は政治と密接に結びついているようです。
親鸞はその外にいようとしてもいられない現実があります。
ひょっとして親鸞の生きていた頃の仏教界ではインドのアンベードカルや彼の後継者である佐々井秀嶺のような人は珍しくなかったのかもしれません。
念仏は奇跡を起こすためのものではない。この親鸞の思いがすべてを語っています。
前作に比べると、それほど面白みが感じられませんでした。次作の都の京に戻ってからの親鸞がどう活躍するのか、楽しみです。
晴れの日の梅もいいのですが、雨に濡れた梅も趣があります。
写真が小さいので、花が濡れているのがわからないかしら・・・。


ミモザは黄色く色づいています。

桜は蕾さえ芽生えていません。引越をする前に桜を見たかったのですが・・・。
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