「メトロポリタン美術館展」@東京都美術館 ― 2012/12/29

なかなか引越をしてから上野には行かなくなりました。
上野公園の噴水がなくなり、その代りカフェとスターバックスができていました。東京都美術館もリニューアルしてから初めてです。
新しくなっても雰囲気がそのままで、改築で新築したわけではないのでしょうね?
「メトロポリタン美術館展」で、なんといっても一番の目玉はゴッホの≪糸杉≫。
空の色がきれいな水色で草にも鮮やかな黄色が混じっています。
暗い色調の絵は彼が亡くなる間近に書かれたのが多いのでしょうかね。
昔ながらの様式の風景画の中で、彼の≪糸杉≫だけが突出しています。
ミレーの≪麦穂の山:秋≫もいい作品でした。
のんびりと草を食む羊たちが癒されますね。

ターナーは水彩画ではなくて油絵が展示されています。

彼独特のぼかしが油絵ではなかなか難しいようです。
あまり有名ではないのかもしれないのですが、チャイルド・ハッサムの≪桃の花―ヴィリエ=ル=ベル≫が気に入りました。
印象派の影響を受けているような気がします。

テーマが「自然」だったので、私的にはあまりインパクトのない美術展でした。
新しくなった美術館にはカフェが1つとレストランが2つあります。
一階にある「IVORY」でローストビーフを食べてみました。
柔らかくて美味しかったです。
年が明けてから「エル・グレコ展」があります。
見に行ってみたいと思っています。
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