アン・クリーヴス 『水の葬送』2015/08/27

ブラジルのポロロッカの様子がYouTubeで見られます。
濁った水の上でのサーフィンです。
泳君はこういうところでサーフィンしたんですね。
落ちると嫌だなぁと思いました。


シェットランド署の警部・ジミー・ペレスが活躍するシリーズの四作目。
イギリスのシェットランド諸島で起こる殺人事件を扱ったシリーズ物ですが、途中から読んでしまいました。

注意:できれば私のようにこの本からではなく、一作目の『大鴉の啼く冬』から読んで下さい。


この頃のジミー・ペレスは本来の彼ではありません。むっつりとして、いきなり怒りだすことがしばしばあります。
しばらく病気休暇を取り、今は非常勤として仕事に戻っていますが、周りはそろそろ進退を決めてもらいたがっています。
フランの娘のキャシーがいるため、何とか正気を保っているようなものです。

そんな頃、地方検察官のローナ・レインが、アイスのマリーナで漂流していた鎧張りの船の中で、地元出身の元『シェットランド・タイムズ』の記者で、現在はロンドンの大手新聞の記者をしているジェリー・マーカムの死体を見つけます。
インヴァネス署からはロイ・テイラーの後任のウィロー・リーヴスという女性警部が派遣され、地元警察の刑事・サンディは彼女と協力して捜査にあたることになります。
サンディはペレスがこの捜査でもとに戻って、今までのように色々と指示してもらいたいと思っていますが、ペレスはまだ病気休暇中ということで捜査に参加することを断ります。

ジェリーはできたばかりの大規模な風力発電基地や海峡であらたに予定されている潮汐エネルギー計画などのグリーン産業に興味をもっていたようで、殺された晩には潮汐発電に反対する<ヴィダフスを救う行動委員会>の集会に顔をだすことになっていました。

その頃、キャシーが父親のダンカンのところに行っていたので、ペレスは家に一人いました。『シェットランド・タイムズ』の編集長レグ・ギルバードがペレスに電話をしてきて、捜査状況を聞いてきます。ペレスはレグからの電話に刺激されたのか、単なる好奇心からか、ジェリーの親が経営しているホテルに昼食を食べに行き、従業員のブローディからジェリーの昔の行いを聞き出してから、彼の両親にお悔やみを言いに行きます。
家に帰ってからサンディに電話をし、ジェリーが殺される直前に訪れていたターミナル訪問に同行してもいいかとたずねます。
やっと動き出したペレスです。

まだ本調子ではないペレスでしたが、ウィローのことが女性として気になるようです。
ウィロー・リーヴズはヘブリディーズ諸島(スコットランドの西岸に広がる島嶼部の総称)のノース・ウイスト島にあるヒッピー共同体で育ち、ベジタリアンで瞑想とヨガをする服装に無頓着な女性で、フランとは何も共通点がないのですけどね。
ペレスは「いつなんどき泣き出したり周囲に当たり散らしたりするかわからない情緒不安定な男」(ペレス)と「いまだに完全に大人になりきれていないウォルセイ出身の若造」(サンディ)と捜査をしなければならないウィローに同情しています。
同情するくらいならサッサと捜査しろよといいたくなりますね、笑。

捜査を進めていくうちに、ウィローがさらなる遺体を見つけます
それは近頃結婚予定だった、水先案内人で潮汐エネルギー計画の支持者のジョン・ヘンダーソンでした。

強引に捜査を進めていくウィローと今まで以上に単独で勝手に捜査を進めるペレスは、上手く協力して捜査をしていくことができるでしょうか。

続きは『空の幻像』です。


兄犬を外に出し、弟はサークルに入れていますが、弟の行動がこの頃変です。
今まではトイレの上にいて、私たちの様子をじっとみていたのですが、今はサークルの中に入れるとすぐにハウスに入ります。
どうもハウスの窓から私たちの様子を伺っているようです。

外に出すと、兄のハウスに入ってクッションの下に潜り込んで隠れています。


彼にとってクッションは上に座るものではなくて潜り込むもののようです。


ヨーキーってこういう犬なんでしょうか?

一方、兄はどこでも寝るようになりました。


死んだように寝ています(笑)。

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