読んだ漫画 ― 2021/02/26
よしながふみ 『大奥 第十九巻』
なんと『大奥』が描かれ初めてから16年が経ったのですね。
徳川将軍が女ということが、とっても斬新で驚いたものです。
最後に女の歴史が男の歴史へと書き換えられてしまいますが、ジェンダーというものは難しいものです。
よしながさん、お疲れ様でした。
次は『きのう何食べた?』の続きを期待して待っています。
石塚真一 『BLUE GIANT EXPLORER 2』
ヨーロッパからアメリカに渡った宮本大は、西海岸シアトルから南部へと足を踏み入れていきます。アメリカではジャズはもはや過去の音楽なのか?
世界一を目指す彼は過去の遺物なのか?
日本でも数少ないジャズファンに送る漫画です。是非一読を。
いくえみ綾 『ローズローズィローズフルバッド』
漫画家正子は少女漫画を描きたかったのに、おすもうに憧れるケーキ職人見習い「ファブ郎」でウケて17年。40歳になり、妹の直子と暮らしていましたが、妹が結婚するので一人暮らしになります。
少女漫画が描きたいという気持ちがだんだんと強くなり、編集者にも言うのですが…。
そんな時にたまたま喫茶店で隣あった男の子の父親でドラマ制作をしている鷹野に出会い、久々の胸キュンです。
甦るか少女漫画魂!?
波津彬子 『雨柳堂夢咄 18』
骨董店「雨柳堂」には様々な想いを持った品々が集まります。
主人の孫息子の蓮はその想いを感じ取れる不思議な力があります。
彼とその品々の想いが織りなすお話です。
不思議な魅力を持った漫画です。1991年から続く傑作です。
Cuvie 『絢爛たるグランドセーヌ 17』
イギリスのロイヤル・バレエ・スクールに入学した奏は、ロイヤルバレエ団の年末公演に「くるみ割り人形」のネズミ役で出演することになります。
学校の方では振付コンクールがあり、ルームメイトのキーラがエントリーし、奏たちが踊ることになるのですが…。
こんなにバレエ・スクールで学ぶ子たちは仲がいいのでしょうか?先生たちもいい人たちで、こんな学校で学べるといいですね。
奏がどんな風に成長するのか楽しみです。お勧めのバレエ漫画です。
水谷綠 『こころのナースの夜野さん 3』
今回のテーマは薬物依存症とDV、そしてコロナ禍での精神疾患を持った患者たちです。
患者に告られた夜野さんはどうするのかしら?
東元俊哉 『プラタナスの実 1』
ちょっとかわった小児科医・鈴懸真心。彼はおかっぱのYoutuber。「まこチャンネル」やってます。
川崎市立中央記念病院でアルバイトをしています。今日も様々な親と子がやってきます。
子どもが好きだけではやっていけない現場で、どう真心は親と子に向き合うのでしょうか。彼自身の親子関係も色々ありそうです。
ヤマシタトコモ 『違国日記 7』
おとうさんがどういう人だったかで悩む朝でしたが、軽音部に入り、新入生勧誘のために歌うことにします。彼女なりに少しずつ世界を広げています。
一方、男たちは「男社会の洗礼」に悩んだ過去を話し合います。
自分とは何か。解けない謎ですよね。
ひるなま 『末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』
著者が言っていますが、ステージ4と言われても末期ではありません。
無責任な人の書いた書籍やネットや知人からの情報は参考程度にして、かかりつけの医師や薬剤師の指示を最優先にするようにとのことです。
病気は人それぞれということですね。
いくえみさんの話がどう転ぶか、次回が楽しみです。
我家の犬たちは相変わらず元気です。
今日もかまってくれと五月蠅いです。
兄はソファーの上でお座りしています。写真を撮ろうとすると、いつものようにカメラから目をそむけます。毛がモジャモジャ~。次のトリミングは?
弟は持って来いで駆けずり回ります。
時間を見て切り上げないと、永遠に続きます。ハアハア言いながら、遊ぶのを諦めません。人間の40歳はこんなに走れませんわね、笑。
ソファにママが座っていると、兄を押しのけ膝に乗ってきます。
今日もカメラ目線の弟です、笑。
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