百人一首2007/01/21

知り合いの子に会ったら、百人一首の勉強をしていました。
学校で覚えてくるように言われていて、1月に百人一首大会をやるそうです。
百人一首で思い出すのは、我が故郷、北海道の百人一首です。
取り札が板で出来ているのです。
そして、下の句だけを聞いて取るのです。
だから、未だに私は全部の句がわかりません、笑。
「簡単じゃない」という声が聞こえてきますが、それが簡単じゃあないのです。
写真を見てください。読めますか?
まず書いてある字が読めなければならないのです。
一説によると、開拓時代には紙が高かったので、板切れに書いたそうです。
任天堂のHPを見ると、「北海道限定百人一首」として売っています。(因みに任天堂は昔花札を作っていたそうです。)

そこで百人一首は英語にできるのか?
次の句は何かわかりますか?

The wind on the sky, blow and block the way to heaven through clouds. I'd like these girls like angles, dancing Gosechi, to stay here a little more.

My figure has declined in grace while I was lost in thought of love and
variety of things in the world, as well as the color of cherry blossoms has
faded while I was lost in thought to no purpose with this long rain.
 (『Interpretation of Ogura Hyakunin Isshu in English』による)

最初はファンの多い、「天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ 」で、次の句が「花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに 」です。
英語にすると、まだるっこくなりますね。
日本の俳句や和歌の良さは、翻訳してはもともこもなくなります。
おなじことが、シェイクスピアに言えるかもしれませんね。