市川拓司 『いま、会いに行きます』 ― 2007/11/20

私は思いっきり、作者を間違えていました。
よくテレビでコメントを言っている60歳ぐらいのおじさんが彼だとばかり思っていたのですが、作者は1962年生まれですから、全く違う人でした。
映画になっていますが、邦画は滅多に観ないので、観ていません。
あくまでもテレビで見た感じでは、ヒロインの澪役、竹内結子はOKですが(ピンクのカーディガン合いそう)、夫、巧役の中村獅童は、合わないと思います。
もう少しナイーブな感じだと思うのですが。
物語は思っていたより、よかったです。
久しぶりに、ほんわか、人間っていいな~と思えました。
出てくる人たちがみな、暖かい人達です。
毎日職場にいると、腹黒い人ばかりいるような気になってくるのですが、心の洗濯をしたような気になります。(ちょっと言い過ぎですね)
主人公の巧はちょっと人とは違った病気の持ち主です。
大学時代に発症し、忘れっぽく、物事を覚えていられなかったり、電車やエレベーターに乗れなかったり、薬を飲むと大変なことになったり、いろいろと人より敏感なんですね。
彼には一人息子の佑司がいます。
奥さんの澪は一年前に亡くなってしまいました。
シングルファーザーとして、一生懸命やってはいるのですが、息子の耳あかがたまっていてもわからなかったり、夕食は毎日カレー、4、5日シミのついた服を着ている、夏服を冬になっても着ていたり、ちょっと人とはずれています。
でも、二人の間には暖かな雰囲気があります。
やがてやってきた雨の季節に、いつものように散歩に出かけた巧と佑司は、町はずれの森で死んだはずの澪に出会います。
澪は記憶喪失にかかっているようでした。
家に連れて帰り、一緒に暮らしながら、巧は少しずつ二人の出会いから別れを話すのでした。
死んだはずの彼女が何故現れたのかは、ここには書きません。
どうぞ本を読んでください。
雨の季節が好きになるような物語です。
本の中から、好きな言葉を。
とっても印象的な、いつも公園にプーという声のでない犬といる、ノンブル先生の言葉です
「さあ、帰る時間だ。ささやかな幸せが私を待っている」
よくテレビでコメントを言っている60歳ぐらいのおじさんが彼だとばかり思っていたのですが、作者は1962年生まれですから、全く違う人でした。
映画になっていますが、邦画は滅多に観ないので、観ていません。
あくまでもテレビで見た感じでは、ヒロインの澪役、竹内結子はOKですが(ピンクのカーディガン合いそう)、夫、巧役の中村獅童は、合わないと思います。
もう少しナイーブな感じだと思うのですが。
物語は思っていたより、よかったです。
久しぶりに、ほんわか、人間っていいな~と思えました。
出てくる人たちがみな、暖かい人達です。
毎日職場にいると、腹黒い人ばかりいるような気になってくるのですが、心の洗濯をしたような気になります。(ちょっと言い過ぎですね)
主人公の巧はちょっと人とは違った病気の持ち主です。
大学時代に発症し、忘れっぽく、物事を覚えていられなかったり、電車やエレベーターに乗れなかったり、薬を飲むと大変なことになったり、いろいろと人より敏感なんですね。
彼には一人息子の佑司がいます。
奥さんの澪は一年前に亡くなってしまいました。
シングルファーザーとして、一生懸命やってはいるのですが、息子の耳あかがたまっていてもわからなかったり、夕食は毎日カレー、4、5日シミのついた服を着ている、夏服を冬になっても着ていたり、ちょっと人とはずれています。
でも、二人の間には暖かな雰囲気があります。
やがてやってきた雨の季節に、いつものように散歩に出かけた巧と佑司は、町はずれの森で死んだはずの澪に出会います。
澪は記憶喪失にかかっているようでした。
家に連れて帰り、一緒に暮らしながら、巧は少しずつ二人の出会いから別れを話すのでした。
死んだはずの彼女が何故現れたのかは、ここには書きません。
どうぞ本を読んでください。
雨の季節が好きになるような物語です。
本の中から、好きな言葉を。
とっても印象的な、いつも公園にプーという声のでない犬といる、ノンブル先生の言葉です
「さあ、帰る時間だ。ささやかな幸せが私を待っている」
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