レスリー メイヤー 『トウシューズはピンクだけ』 ― 2008/03/13

『メールオーダーはできません』(2007年10月24日)で紹介した主婦探偵ルーシーのシリーズ第二弾です。
今回はアメリカ社会の暗部である、DV(Domestic Violence)が詳しく描かれています。
ニュースなどを見ていると、日本でも結構多くなっているように感じます。新聞によるとDV被害が過去最多の二万件で被害者の三割が三十代だそうです。怖い世の中になりましたね。
DV被害者の特に夫の職業が社会的地位の高い、医師とか弁護士の場合は、体面を繕うのが上手い人が多いのと、まさかそんなことをするはずがないという私たちの思いこみのために、妻の訴えを信じないということが起こります。
この本に出てくるのですが、家族がその訴えを信じないときには、救いがないですね。
ルーシーはなんと妊娠六ヶ月。
そう、そのために前に勤めていた通信販売会社は辞めた。
暇をもてあましているかといえば、さにあらず。
いろいろと主婦にはやることがある。
そのひとつが、娘達のバレエ発表会。
なにしろ初めてなので、とても心配。
子供達の世話ばかりしていると、夫ビルの機嫌がよくない。夕食もこの頃手抜きばかりだし…。
ところが、バレエ教室の教師タティアーナの恩師、キャロラインがいなくなる。
新聞やテレビで探したのだが、なんの手がかりもない。
そんなこんなで忙しくしているルーシーの所に、フラニーがビデオカメラを借りに来る。
彼女が勤めている金物店のお金がなくなることが多く、犯人を映すためにビデオカメラを借りたいと言うのだ。
娘のバレエ発表会のリハーサルまでに返してくれることを条件に、しぶしぶ貸したが、貸した次の日、ビデオカメラを金物屋の店主、モリル・スラックに取られたと言ってくる。
冗談じゃない。娘の姿を写せないじゃない。
怒ったルーシーはモリルに会いに行く。
そこでルーシーは、貸したビデオカメラで殴り殺された店主を見つけ、フラニーが容疑者として逮捕されてしまう。
ルーシーの本領発揮。
前回よりおもしろい内容で、お勧めです。お暇な時にどうぞ。
今回はアメリカ社会の暗部である、DV(Domestic Violence)が詳しく描かれています。
ニュースなどを見ていると、日本でも結構多くなっているように感じます。新聞によるとDV被害が過去最多の二万件で被害者の三割が三十代だそうです。怖い世の中になりましたね。
DV被害者の特に夫の職業が社会的地位の高い、医師とか弁護士の場合は、体面を繕うのが上手い人が多いのと、まさかそんなことをするはずがないという私たちの思いこみのために、妻の訴えを信じないということが起こります。
この本に出てくるのですが、家族がその訴えを信じないときには、救いがないですね。
ルーシーはなんと妊娠六ヶ月。
そう、そのために前に勤めていた通信販売会社は辞めた。
暇をもてあましているかといえば、さにあらず。
いろいろと主婦にはやることがある。
そのひとつが、娘達のバレエ発表会。
なにしろ初めてなので、とても心配。
子供達の世話ばかりしていると、夫ビルの機嫌がよくない。夕食もこの頃手抜きばかりだし…。
ところが、バレエ教室の教師タティアーナの恩師、キャロラインがいなくなる。
新聞やテレビで探したのだが、なんの手がかりもない。
そんなこんなで忙しくしているルーシーの所に、フラニーがビデオカメラを借りに来る。
彼女が勤めている金物店のお金がなくなることが多く、犯人を映すためにビデオカメラを借りたいと言うのだ。
娘のバレエ発表会のリハーサルまでに返してくれることを条件に、しぶしぶ貸したが、貸した次の日、ビデオカメラを金物屋の店主、モリル・スラックに取られたと言ってくる。
冗談じゃない。娘の姿を写せないじゃない。
怒ったルーシーはモリルに会いに行く。
そこでルーシーは、貸したビデオカメラで殴り殺された店主を見つけ、フラニーが容疑者として逮捕されてしまう。
ルーシーの本領発揮。
前回よりおもしろい内容で、お勧めです。お暇な時にどうぞ。
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