ローラ・チャイルズ 『ウーロンと仮面舞踏会』2011/04/16

インディゴ・ティーショップのオーナーのセオドシア・ブラウニングの活躍する、お茶と探偵シリーズの十作目。


実は私、カフェでバイトをするか、カフェをやってみたいと思っています。
しかし、夫は「あなたには無理だ」と断定します。
おっちょこちょいの私ですから、ポットを落としそうですし、カップなんか欠けさせてしまいそうです。目も悪いので、店の掃除も行き届かなくなりそうです。
だから無理だと言われているのはわかるのですが、もっと優しいフォローがあってもいいんじゃないかと思っています(プンプン、笑)。

今回のセオドシアは馬術競技会で気持ち良く馬に乗っていた時に、驚いた馬から振り落とされて、死体を見つけてしまいます。それも、元ボーイフレンドのいけすかないいとこで、ニュースキャスターをしていたアビーの死体を。

元ボーイフレンドのジュリーは弁護士で自分勝手な奴。相談もなしにニューヨークに行くことを決め、セオドシアが着いてくるものだと思い込んでいたのでした。そんなわけで、二人は別れ、セオドシアはビストロを経営する新しい恋人もできて幸せに暮らしていたのですが・・・。

アビーの死体を見つけたために、ジュリーがやってきて、アビーが何故殺されたのかを探って欲しいと言ってきます。ついでに(?)寄りを戻そうと考えている様子です。
アビーが殺される前にセオドシアは彼女と公衆の面前で口論をしていました。自分が容疑者として疑われるのも嫌だったので、お店のティー・ブレンダーのドレイトンと共に色々と調べてみることにします。

ちょうどその頃、町では仮面舞踏会のが開かれることに。
仮面舞踏会なんて、楽しそうですね。

今回はセオドシアが絶体絶命の危機に陥ります。

もちろん美味しそうなお料理も出てきますよ。このシリーズの私の楽しみは謎解きよりも料理ですから。
まずお茶は「台湾産の烏龍茶」。ほんのりピーチの風味がついているそう。それと新しいホリデーシーズンのお茶。「紅茶と緑茶をブレンドし、ちょっぴりバニラビーンズを加えた」もの。どんな香りと味なのか。飲んでみたいです。

ランチ・メニューは「ズッキーニのケーキ、クランベリーのスコーン、ジャガイモとリーキのスープ、プラムのコンポート、ワタリガニのサラダ、チェダーチーズと人参のティー・サンドイッチ」が美味しそうです。
これが一枚のお皿に盛ってあるのかしら?(もちろんスープとスコーンは別ですよ)

あー、食べたい。誰か作って。

あ、そうか。喫茶店をするには料理ができなければ・・・。
求む、パティシエのヘイリーのような人。

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