スピリチュアル系の本二冊2012/08/10

スピリチュアル系というと、引かれるかもしれませんが、たまに読むと面白いんです。といっても、軽い本ですから、大丈夫(何が?)。


浅海帆帆子さんの『毎日、ふと思う⑪ 帆帆子の日記』です。
この日記風の本、11冊も出ているんですね。
絵は帆帆子さん作です。私なぞ、まだまだ精神的に下のランクですから、読んでいると、金持ちのお嬢さんなのねと、ちょっと軽いやっかみが出てきます。
努力してのし上がったというのではなく、周りにそういういい人たちがいて、運よくこうなったという感じです。
でも、本人が言っているように、そういう運を引き当てられるのも、その人の(前世の)心の持ち方がよかったからなのでしょう。

スピリチュアル世界での彼女の立ち位置はどこなのでしょうか?
「アジアの平和」につくすようなので、頑張って下さい。


辛酸なめ子さんは庶民的(に見える)な方です。
女子学院出身なんですね。この方もセレブ?

開運するならなんだってします!』ではただのスピリチュアル系好きなのかと思っていたのですが、なんと、彼女、霊を感じることができる人だったんですねぇ。
彼女の部屋でラップ現象がよく起こり、その上、霊の姿を見たりもしています。
街を歩いている間に霊を連れてきちゃう、あ、連れてくるんじゃなく、憑依されちゃうんだ・・・。
宇宙人(金星人らしい)も部屋にまで遊びに来るらしいですよ。

こんな人だと思いませんでした。
ちょっと変わった人から、大分変った人に格上げ(?)になりました。

彼女が何を信じていて、何をしていようが、私にはどうでもいいことですが、彼女のエッセイはおもしろいです。
普通なら引いてしまうような状況なのに、淡々とユーモラスに書いていき、最後に落とすところが、真面目なのかふざけているのか、ちょっとわからないほどのちょうどいいバランスで書いているのです。
頭のいい人なのですね。