高野和明 『ジェノサイド』2012/12/13

家の犬は、昨日、ご飯を食べさせず、今朝はドッグフードを三分の一ぐらい、夕食は二分の一をふやかして食べさせました。
どうも足りない模様です。ペロッと食べていました。
とにかく元気いっぱいです。
でも、う○ちは出ません(出さない?)。
下痢から便秘になったのでしょうか?
明日散歩に行って出なかったら、獣医に連れて行きますわ。

そうそう、生後六か月ほどで2.15キロになりました。
ペットショップの人に小さい方と言われましたが、チワワとマルチーズのハーフですから、こんなもんでしょう。




「すべての生物種の中で、人間だけが同種間の大量殺戮(ジェノサイド)を行う唯一の動物である」

特殊な任務についた4人の傭兵たちがコンゴの奥深くに潜入した。
彼らの任務とはピグミーの、あるバンド(集団)を抹殺するというものだった。

その頃日本では、創薬化学を専攻する大学院生の研人のところに急死した父からの不可解なメールが届く。
父のメールからたどり着いたのは、父が研究をしていたらしい私設実験室だった。
研人は父の意志を継いで、そこである薬を作り上げようとするのだが・・・。

2011年の週刊文春 傑作ミステリーベスト10の一位だそうです。
調べてみると2000年からの一位は9冊読んでいます。
この本は同僚の机の上に置いてあったので、読んだら貸してねとお願いすると、しばらく読めそうもないのでと言って貸してくれたのです。

スケールの大きな物語です。
国の指導者が愚かだとこの本のようなことが起こるかもしれないと切実に思いました。
人間の愚かさを思わずにはいられません。

とにかく最初はとっつきにくいでしょう。でも、その後から、途中のアフリカの悲惨な状況の描写では読むのを止めたくなりましたが、止められずに一気に読めます。

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_ 笑う社会人の生活 - 2013/08/29 11時50分21秒

小説「ジェノサイド」を読みました。

著者は 高野 和明

いや〜 これは面白かった!
まさにエンタテイメント大作といった感じで

けっこうな文量 大作ながら
最後まで一気に、ダレルことなく読ませますね

父の遺言から巻き込まれる学生の奮闘、そして 製薬作り
コンゴの...