kindleで読んだ小説、4冊2013/08/27

行き帰りの通勤に約三時間もかかるので、kindleで本を読んでいます。
軽いし、文字を大きくしたり、行間をあけたりできるので、紙の本よりもいいです。
ちょっと大きいのが難です。バッグが小さい時はiPhoneのkindleアプリで読んでいます。

まず、萩原浩の『愛しの座敷わらし』。
映画にもなったので、結構知っている人がいるでしょう。
東京から岩手県に転勤になった家族のお話です。
お父さんの気まぐれから、駅から遠い古民家に住むことになった一家ですが、なんと、その古民家には座敷わらしがいたのです。
東京では離れていた家族の心がいつしかひとつに・・・。

吉村昭 『羆嵐』。
同僚の女性がおもしろいと言っていたので、読んでみました。
北海道の開拓村で羆が民家を襲い、多数の人が殺されました。
たった一匹の羆に翻弄される村民たちが哀れです。
実際にあった事件を元に書かれた小説です。
銃を持った軍人たちよりもマタギの知恵の方が勝るんですね。

堂場瞬一 『大延長』
高校野球は全く興味がありませんが、安かったのと堂場さんのスポーツ小説に興味があったので読んでみました。
全国高等学校野球選手権大会・決勝戦で、正反対の監督のチームが戦います。
生徒の自主性を重んじ、ピッチャーを軸にした新潟の公立進学校・ 新潟海浜と甲子園の常連で打撃を軸にした東京の私立・恒正学園。
手に汗握る展開で、最後の最後まで結果はわかりません。

シャーレイン・ハリス 『トゥルー・ブラッド』
人の心を読めるウエイトレスのスーキー・スタックハウスが主人公。
彼女がヴァンパイアに恋をしてしまいます。
その頃、町ではヴァンパイアと関係を持っていたらしい若い女性が2人殺害され、スーキーと間違われた祖母も殺されてしまい、兄のジェイソンが逮捕されてしまいます。

アメリカではテレビドラマになっており、結構人気があったようです。
スーキー役の人がアンナ・パキン。
昔見た『ピアノ・レッスン』で娘役だった人です。大きくなりましたね。