柚月裕子 『朽ちないサクラ』 ― 2015/10/12
![](http://coco.asablo.jp/blog/img/2015/10/12/3cfe58.jpg)
米崎県警に不祥事が起こりました。
平井中央署生活安全課がストーカー被害届の受理を引き伸ばし、慰安旅行に行っていた間に被害者が殺されたのです。
どこからか慰安旅行のことがリークされ、県警は抗議の電話と記者クラブの対応に悩殺されていました。
警広報広報課の事務職として働いている森口泉は気が気ではありませんでした。
というのも、その記事を書いた新聞社の記者である親友の津村千佳に会っている時に、不用意に話したことから千佳が推理し、記事を書いたのではないかと思ったからです。
会って確かめると、千佳は自分を信じて欲しい。その記事のことを調べてみると言うのです。
しばらくして、千佳は遺体で見つかります。
泉は千佳を疑った罪悪感から、同期の刑事・磯川の助けを借り、千佳の死の真相を調べることにします。
柚月さんの作品なので期待して読みました。
でも、なんか動機が今一つだし、公安が出てくるのもねぇ・・・。
泉が最後に決心するところなんかはすがすがしくていいんだけど、でもそううまくは行かないんではないですかと思ってしまいます。
泉のその後が書かれるといいですね。
三連休でも出不精の我が家はどこにも行きませんでした。
その代り犬と遊んでいました。
弟は兄を抱いていると僕もと言って吠えます。
それがちょっとうるさくて面倒です。
二匹を対等にかわいがるのって難しいですね。
![](http://coco.asablo.jp/blog/img/2015/10/12/3cfee0.jpg)
めずらしく一緒に歩いています。
後ろ姿がかわいいです。
![](http://coco.asablo.jp/blog/img/2015/10/12/3cfee1.jpg)
いつも仲良くしてくれるといいのですが。
最近のコメント