首飾り? ― 2015/11/01
いつものように弟犬と持って来い遊びをしていると・・・。
アラアラ、またやっちゃった。
しばらく取ろうとしていましたが・・・。
見事首飾りとなってしまいました。
おもしろいので、そのままにしておきました。
かわいいかしら?
今朝、やんちゃな彼は、かまってくれない腹いせか、ご飯用テーブルの上にう○ちをしていました。
兄犬に比べると、かわいいとまでは・・・。
弟は損ですね。
堂場 瞬一 『解』 ― 2015/11/04
大学時代の親友は、一人は新聞記者から小説家に、もう一人は大蔵省からIT企業を経営し、政治家になった。
卒業後、彼らの道は交わるはずはなかった。
小説家となった鷹西仁は新聞記者としてやり残した仕事を終わらせようとしたところ、政治家となった大江波流の過去の過ちに気づいてしまう。
大江の過ちを正すべきか否か・・・。
その時、東日本大震災が起こる。
卒業後の二人の歩みを読み進みながら、どういう結末なのかと思っていたら、東日本大震災が起こって、あっけなく解がでてしまったようです。
なんだかね。
最後にはぐらかされた感じです。
ちゃんと罪は償ってもらいたいですわ。
大田黒公園 ― 2015/11/05
久しぶりに大田黒公園に行ってきました。
入り口のイチョウはまだ色づいていません。
微かにに色づいた木もあります。
木々は冬支度をしています。
ライトアップのための照明(たぶん)が所々に置いてあります。
鴨が優雅に泳いでいます。
結構速いので、びっくりしました。
鯉とは共存しているようで、泳ぎながら鯉の上に乗っかったりします。
鴨って結構ずうずうしいんですね。
鯉の稚魚がたくさん泳いでいました。
公園は思ったよりも人がいました。
ベンチで寝ているおじさんもいて、ちょっとびっくり。
どこも人がいて、のんびりできなくなりました。
ライトアップのチラシがあったので、もらってきました。
夫が行く気になってくれるといいのですが。
朝井まかて 『藪医ふらここ堂』 ― 2015/11/06
おゆんの父、天野三哲は江戸・神田三河町で開業している小児医。
おゆんには父はまったくの口先だけの藪医に見えるのに、薬種商・佐吉なんかは父のことを何故か買っています。
三哲はめっぽう朝に弱く、口が悪い上に面倒な患者が来ると逃げだし、金に汚いので、患者はあまり来ません。
三哲はそれでいいと思っているようです。
そんな三哲でも何か事が起これば別人になり、ご近所と一緒に助け合い精神で乗り切ろうとします。
ある日、見知らぬ人が三哲に会いにきます。
三哲にはおゆんの知らない過去があったのです。
江戸時代に生きる小児科医の生活を生き生きと描いています。
昔も今も名医は薬に頼らず、人間の持つ治癒力を生かそうとするんですね。
ふらここ堂に起こる出来事を書き連ねた9つの短編集です。
登場人物はいいんだけど、最後が余計かも。
2人一緒の写真が撮りたくて、椅子にのせたのですが、あっちを見たり、こっちを見たり。
無理でした。
弟はカメラを見る率が高いのですが、兄はカメラが嫌いみたいです。
この前、兄の体重を計ったら、3.3kgになっていてびっくり。
この頃、寝てばかりで、あまり動かなくなったものね。
その点、弟(2.9kg)は運動量が多いので、食べる量が多くても太りません。
そろそろ兄はダイエットを考えなくてはならなくなりました。
走るの大好き ― 2015/11/07
弟犬は走るのが大好きです。
兄は弟を追いかける以外は走らなくなりました。
散歩は大変です。
両犬はゆっくり歩いてはくれず、早歩きをしなければならず、いつも汗をかいてしまいます。
他の犬を連れた人がうらやましいです。
なんであんなにゆっくり歩けるのかしら、といつも感心します。
今日、兄犬を見た子供が「かわいい」と連発していたのに、弟犬を見ると逃げていきました。
彼はグイグイとリードを引き、人が大好きなので人に寄っていくため、みんなびっくりしてしまうのです。
普通にしているといいのにね。
兄は庭で動かないで、地面を嗅いでいるだけなので、いい写真が撮れません。
この持って来い遊びをいつまで喜んでやるのかしら。
兄のようにやらなくなると悲しいです・・・。
トリミングでさっぱりしました。
兄はトリミングをすると幼い顔になります。
弟はトリミングをしてもあまり変わりません。
足はう〇ちを踏みつけることがあるので、短くしてもらっています。
やっと兄がお座りしてくれました。
今井絵美子 『一流の客』 ― 2015/11/08
立場茶屋おりき・シリーズも22作目になりました。
この頃、読んでいると気になるのが、前回までの説明文です。
忘れているからいいのかもしれませんが、何回も説明文がながながと入ると、話の流れが途切れるような感じで、だんだんと読むのが嫌になってきます。
今回でおりきと板頭の巳之吉の間の決着もついたたので、そろそろ読むのを止めてもいいかなと思い始めました。
今度から時代物シリーズは鎌倉河岸捕物控と料理人季蔵捕物控を続けて読むことにしますわ。
兄はふせが得意で、弟はお座りが得意です。
めずらしく弟もふせをしました。
こうしてみると、弟の耳の大きさにびっくりします。
兄は頭を触られるのが大嫌いですが、弟は何をされても平気なので、今年はサンタの格好をさせてみようかと思っています。
何となく似合いそうです。
蝶ネクタイをしてもよさそう。
ちょっと遊んでみましょうか。
吉永南央 『リペア』 ― 2015/11/10
「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの吉永さんの作品です。
革製品の修理をしている透子の店の前にあるマンションに、10年前に別れた元婚約者の家族が引越してきました。
ある事情から、互いに好き合っていたのに別れなければならなかったのです。
会わないようにしていても、会ってしまい、心は波立つ。
そんな透子の店に、色々なお客が物を持ち込みます。
物に込められた思いと向き合い、誠実な仕事をする透子。
透子は過去と対峙し、どういう選択をするのか。
女は男よりも潔いですね。
ぐずぐず過去に囚われているのは男で、女は血を流しながらも過去をバッサリと切り捨てる。
「自分で選んでおきながら、これがしかたなしの選択だったという意識」に引きずられているのが男。
「ものにはかけがえのない時が記憶されている」
私にとって大事なものはなんなのかと考えてみるのですが、ないです。
ものには執着しない性質なので、そのせいかこれといったものを見つけられず、色々と買ってしまいます。
洋服やバッグなど気に入った物を何年も着続けるなどということができません。
気に入らないとポイと捨ててしまいます。
何も持たずに不意にいなくなったりできるかもしれませんね。
ものに無頓着な分、記憶にしがみつくのかもしれません。
ものと同じように心もリペアできるといいですね。
きっと時間が修理してくれるでしょう。
ジョアン・フルーク 『レッドベルベットカップケーキが怯えている』 ― 2015/11/12
お菓子探偵ハンナ・シリーズの16作目。
いつもくだらないと思うのに手に取ってしまうのが、このシリーズです。
<クッキー・ジャー>というクッキー専門店のオーナーのハンナは二人の男性に結婚を申し込まれているのですが、どちらとも決められず、独身生活を謳歌しています。
しかし、ボーイフレンドで歯科医のノーマンの元婚約者のぺヴがまたレイク・エデンに現れたのです。
今度は大金持ちの婚約者を伴って。
彼女はまだノーマンに未練があるようで、ハンナは気が気ではありません。
そんな時、超高級コンドミニアムが売りに出されました。
そのお披露目会で、保安官事務所の秘書をやっているバーバラが屋上から落下する事件が起こります。
バーバラから不思議な電話がハンナの所にかかってきて、ハンナはバーバラが誰に突き落とされたのかつきとめようと決心します。
その後、ぺヴが交通事故で亡くなり、彼女が強烈なトランキライザーを過剰摂取していたことがわかります。
胃の内容物から彼女がハンナが作ったカップケーキを食べていたことがわかり、ハンナが疑われてしまいます。
ハンナは自分の無実を立証できるのでしょうか。
アメリカ人はカップケーキが大好きらしいのですが、美味しいんでしょうか?
前に(東京の練馬区の)カップケーキのお店で買ってみたのですが、あまり美味しいとは思いませんでした。
まだマフィンの方がましだと思いました。
今度は都心にある評判のお店で買ってみますわ。
このシリーズ、後2巻がアメリカで発売されています。
日本語で読むとつまらない内容なので、英語が簡単なので、英語の勉強として英語で読んでみようかしら。
ジュリー・ハイジー 『クリスマスのシェフは命が』 ― 2015/11/13
大統領の料理人シリーズの二巻目。
ホワイトハウスでどういうクリスマスをしているのかは知りませんでしたが、この本を読むと楽しそうです。
クリスマスツリーに全米の子供たちが焼いたジンジャーブレッド・マンの展示、巨大なジンジャーブレッドハウス、シャンパンの噴水 etc.。
一度でもいいから見てみたいですね。
オリーは無事、ホワイトハウスのエグゼクティブ・シェフとなりました。
料理よりもミーティングなどで忙しい毎日。
何故だかわかりませんが、ファーストレディから一目置かれているようです。
ホリデーシーズンには色々な行事が立て込んでいるので、ホワイトハウスで働くスタッフたちも緊張の毎日です。
それなのに、爆弾騒ぎが起こったり、電気技師長のジーンが感電して死んだりと、なにやら不穏な状況になります。
オリーはジーンの死に不信を抱き調べますが…。
人よりも観察眼のあるオリーが前回に引き続きホワイトハウスの一大事に活躍することになります。
なかなかオリーの性格が魅力的です。
おもしろいシリーズになりそうです。
スーザン・イーリア・マクニール 『スパイ学校の新任教官』 ― 2015/11/14
マギー・ホープ・シリーズの四巻目。
ドイツでのスパイ活動で身も心も傷ついたマギーはイギリスに戻り、スコットランドンにある特別作戦執行部の訓練キャンプの鬼教官になっていました。
生徒たちにはマクベス夫人とか綽名をつけられていますが、マギーにはそんなことは取るに足らないことでした。
そんなある日、友人のバレリーナ、サラが公演でエジンバラに来ることになります。
行きたくなかったマギーですが、無理やり行かされた公演で、主役のバレリーナが亡くなります。
サラはそのとばっちりで生死をさまようことになり、マギーは政府が開発していたある物の存在に気づきます。
ちょうどその頃、アメリカは戦争に参戦するかどうかという時で、日本は真珠湾に奇襲をかけようとしていました。
日本の暗号を解読していたイギリスはアメリカに知らせませんでした。
真珠湾攻撃の後、チャーチルはアメリカに行くことにします。
そのタイピスト兼工作員として選ばれたのがマギーです。
マギーの母、クララ・ヘスのことや、アメリカでマギーが遭遇することなど、次回も楽しみです。
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