Joanne Fluke "Double Fudge Brownie Murder "(A Hannah Swensen Mystery)2015/12/01



ハンナの母ドロレスが結婚することになり、リサとハンナたち三姉妹は色々結婚式のアイデアを出すのですが、ドロレスはすべてを却下します。
ほとほと困り果てたハンナたちに、結婚相手のドクがいい案を提供します。
花嫁を略奪して、ラスベガスで結婚するというのです。
ハンナたち三姉妹は一緒にラスベガスに行って母のブライズ・メイトになります。
(ドクって金持ち。アメリカの医者ってけた違いにお金を持っているのね)

ラスベガスの結婚式でハンナはドクのベスト・マンを見て驚きます。
なんとそれは元恋人のロスで、彼はハンナのことが忘れなかったと言うのです。
焼けぼっくりに火がついてしまいました。
彼はレイク・エデンのテレビ局の面接を受ける予定だと言うのです。
二人の未来に夢を馳せるハンナです。

ロスが来る前に、ハンナにはやるべきことがありました。
そうです。前回、まだ裁判(予審かな)をしていませんからね。
裁判官の機嫌がいいようにと珈琲とクッキーを差し入れし、朝一番に裁判所に行ったのに、裁判官に用事があるからと待たされます。
待っていると裁判官の部屋から大きな音がしました。
心配になって見に行ったら、またまたハンナは死体を発見してしまいます。
それも裁判官のを。
第一発見者のハンナは第一容疑者として扱われ、頭にきたハンナは犯人捜しを始めます。
いつもはノーマンとなのに、今回はロスのことがあるからか、大学生の妹ミシェルと一緒に容疑者と考えられる人たちのところに押しかけるのです。

さて、ハンナは犯人を捜しあてられるのでしょうか。
そして、ロスとの関係はどうなるのでしょうか。

なんか捜査というよりも、犯人と考えられる人をみんなであげていって、ハンナがその人のところに押しかけ、クッキーでごまかして無理やり話を聞くという感じです。
全然頭を使っていないような気がします。
そんなことをしているから、危ない目に遭うんですよね。

今回はミッシェルの作る美味しい朝ご飯とガールズ・トークが満載で、そんなことよりもいつ犯人がわかるのだろうと思っていたら、本の9割以上を読まないとわかりません。
ひょっとしたら次回に続くになるのかと心配しましたwww。

このシリーズ、まだまだ続くようです。
ハンナがやっと誰と結婚するのか決心します。
次回の舞台はニューヨークになるようですよ。
小さな町のレイクエデンで殺人が起こり過ぎですものね。
まさかシリーズを続けるために結婚相手まで殺すなんてことないわよね。

「オットー・クンツリ展」@東京都庭園美術館2015/12/03

東京都庭園美術館が新しくなってから初めて訪れました。
実は目当てはカフェ。
雨上がりなので、空は曇っていました。


ちょうどアクセサリーデザイナーらしいスイス人の展覧会が行われていました。


オットーさんって誰?
入り口におちゃめなピカチュー(だと思った)の帽子をかぶったオットーさんの写真がありました。

墨や泥炭、ゴムでできたペンダント。
ミッキーや、爆弾か狐のような形をしたアクセサリー。
とっても大きいネックレスやブローチ。
こんなのどこにしていくの?どんな服に合うの?
彼の作るアクセサリーは奇抜すぎて、私にはどこがいいのかわかりませんでした。


カフェは新館にあります。
そんなに大きくなくて、今は庭から入れませんが、庭が整備されると庭からも入れそうです。
カフェラテとケーキを食べてみました。


チーズ味のシフォンケーキとのことですが、シフォンケーキのわりに重いです。
コーヒーは堀口珈琲(狛江)のだとか。(知らないけど・・・)
クリームみたいに泡立ったコーヒーでした。

何回かここには来ているのに、覚えていないものが沢山あります。
人の記憶っていい加減ですね。

庭は手前しか解放されていません。
池の周りの木がとてもきれいに紅葉しています。


池までは立ち入り禁止になっているので行けませんでしたが、この紅葉を見ただけで満足です。


暗くなってきたので、明りがつき、雰囲気が変わります。


人も少なく、のんびりとできました。


庭のすべてが解放されたら、また来たいものです。

「手芸で作る創る美の世界」at百段階段2015/12/04

『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになったという百段階段を見たかったので、目黒に行くついでに行ってきました。

目黒雅叙園は初めてかしら?
来たとしても何年も前のはずです。
ロビーにツリーが3つ飾られていました。


壁には江戸時代のでしょうか、その頃の女性の姿のレリーフが飾られています。


こういうのがたくさんあります。

パワースポットだという滝には雨なので近づけませんでした。
クラブラウンジで滝を見ながらお茶するのもよさそう。


有名な(笑)トイレに入ってみました。


入り口からして違います。
中に入ると川が流れていて、橋を渡って行きます。
個室に入るのに1段段差があるのが難点ですね。
中が広いのでゆったりできていいですわ。

百段階段を見る前に食事です。
予約していたのですが、その時間の5分ぐらい前に行くと、玄関まで続く道の前に通行止めがあります。
11時半にオープンだからそれより早く来ても入れないわよということなのですね。
個室で3組が相席になりました。
ただのランチですから、相席でよかったのですが、一緒になった女性5人組の声が大きくて、友人との会話が聞き取れないぐらいでした。
仲居さんがこういう老舗の店にありがちな人で、おもてなし心はなさそうでした(笑)。


はっきり言って値段の割には味も量も・・・。
場所代だと思うことにしますわ。

目黒雅叙園はもともとは料亭で、今はホテルもあるそうで、知りませんでした。

百段階段はエントランスの左側にあるエレベーターに乗っていきます。
エレベーターも豪華でした。


ここでわかったのは、百段階段といいながら99段しかないということ。
私は階段の両側に部屋があり、階段からそれを見るのだと思っていたのですが、全く違っていて、階段から部屋に行く廊下があり、その廊下を通って部屋に入るのです。
『千と千尋の・・・』を見て勘違いしていたのかもしれませんね。
手芸作品はすばらしいものから、・・・というものまで色々ありました。
部屋と作品がマッチしているかというと、う~ん・・・。

はっきり言うと純粋に何もない部屋を見たかったですねぇ。
襖絵とか天井絵をじっくり鑑賞したいですから。
部屋を鑑賞するには置いてある作品が邪魔でした。
例外的に花が飾られているのはいいかも。
でも、假屋崎さんのはどうだろう?
部屋の豪華さと競うものはいらないわね。
次回来る機会があったら、こういう催し物がない時にしますわ。

超豪華な装飾を見られてよかったですが、ホスピタリティは足りないかも。

殿ヶ谷戸庭園の紅葉2015/12/05

国分寺に用事で行ったついでに晴れていたので殿ヶ谷戸庭園に行ってきました。
ちょうど紅葉がまっさかりでしたが、そのわりに人が多くなかったのでよかったです。

大した写真でもないのにどれがいいのか迷ってしまうので、いつも写真をたくさん載せてしまいます。
 


松の木に雪囲いがされていました。


萩のトンネルは寂れた雰囲気です。


ベンチに座ってのんびり。




何回も来ていますが、紅葉の頃は何故か来ていませんでしたので、こんなにきれいだとは思いませんでした。

池の方にも松があり、雪囲いがされていました。


紅葉亭のところで一休み。


紅葉はここよりも入り口付近の方がきれいなようです。


なんの木が雪囲いされているのかしら?


ちょうどし終わったばかりで、職人さんが出来上がった様子を写真に撮っていました。

思いもかけない紅葉でした。
今年は少し遅いようです。

大田黒公園の紅葉とライトアップ2015/12/06

先週はまだ紅葉には早かったのですが、殿ヶ谷戸庭園が綺麗な紅葉だったのでもしやと思い、再度大田黒公園に行ってきました。
ライトアップは今週までです。
行ってみて正解でした。


綺麗な紅葉になっていました。


4、5年前にライトアップに来た時は人が今ほどではありませんでした。
だんだんと知られるようになったのでしょうね。
列ができるぐらいになっていました。


私のカメラではこれぐらいしか写りません。
実際に見たほうが何倍もいいですね。

紅葉がきれいそうだったので、昼間にも行ってみることにしました。


全く先週とは様子が違います。


綺麗な紅葉です。


残ながら鴨が全然いません。
人が多いのでどこかに行ってしまったのかしら?


どこを見ても紅葉が・・・。


池の周りは黄色。




茶室では抹茶が飲めるようです。


紅葉とイチョウの黄色が綺麗です。


東京の紅葉は今週が盛りなのでしょうね。


今年は都内で紅葉狩ができました。

畠中 恵 『まったなし』2015/12/07



「まんまこと」シリーズの第5弾です。
「江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・清十郎と、堅物の同心・吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む」というシリーズです。

今回のメインは清十郎の嫁取りです。
父の死後、町名主を継いだ清十郎は周りから早く嫁をと望まれ、色々な女性を連れてこられ、押しかけられています。
残念ながらなかなか清十郎のお眼鏡にかなう女性はいません。
しかし、ご近所のもめ事を解決していくうちに、いい出会いがあります。
運命の人は一体・・・。

妻を亡くした麻之助は周りからは頼りなく思われていますが、とんでもないと私は思います。
人の心の機微がわかっているんです。

結婚相手から「好いている」と言われたいと言うお安に麻之助は言います。
「惚れられるか、惚れるなら、自分が惚れる方が、ずっといいと思うけどね」
「自分から、好いてますと言うのも、良いものなんだよ。ちょいと気恥ずかしいけどさ」

私には麻之助が酸いも甘いも知るご隠居さんのように思えます。
心がほっこりくるお話です。

大崎梢 『ふたつめの庭』2015/12/08



かわいらしい表紙の本です。

保育士の美南は園内や園児の家庭に起こる不思議な事件にいつも関わってしまう人です。
いつもは仲のいい園児がけんかした理由とか朝、園内に残されていた謎の足跡とか、話を聞いて絵本をつきとめたり、果てはいなくなった子供を探しに行ったり・・・。
保育園には毎日事件があるのです。

そんな美南には気になる園児の父親がいました。
離婚した後、子供を引き取り、会社の部署まで変わり、毎日朝晩のお迎えをする志賀隆平です。
最初は冷たい感じでとっつきにくかったのですが、接しているうちにだんだんと彼の人となりがわかり、いつしか目が離せない人になっていたのです。
でも、保護者との付き合いはご法度。
どうする、美南。

保育士の方々が作った行事の時の飾り付けや、絵本を読むのが上手いのにいつも感心します。
私には絶対にできませんから。
美南のような保育士がいたら、是非とも我が子をあずけたいものです。

「少しずつどんな子なのかわかって、それが面白いの。(中略)発見が増えて、知らないときより好きになっている、小さな子どもだけではなく、相手が大人でも、当てはまるんじゃないかな」

始めて会った人を第一印象で決めつけるのではなく、それから一つずつ新しい何かを見つけ、少しずつ少しずつ親しくなっていくのっていいですね。
この頃は忙しいからか、じっくり縁を育てていくことができなくなったような気がします。

大崎さんの本はいつもほんわかしていて好きです。
人間嫌いになりそうな時に読むといいかも。
これもお仕事本ですね。


吉祥寺の「オーケストラ」でランチを食べてきました。


大きなお盆に色々とのっていて、かわいらしいです。
自然食っぽいですね。
牛骨スープ、グラタン、レンズマメと豚肉の煮込み、バーニャカウダカウダ、ひとくちポークリエットパイ、あぶりチーズとりんご、ケークサクレ、キャロットのラペ、ライスコロッケ、そして何故か瓶に入ったパンナコッタ。
これに冷たい飲み物がついています(あったかいのが飲みたかった・・・)。

入り口にあるバスタブに何が入っているのか、すごく興味がありましたが、あまりジロジロ見れませんでした。

小早川 涼 『料理人 忘れ草』2015/12/10



江戸は土砂降りで、川が溢れそう。
鮎川惣介は急いで家に帰り、川の氾濫のためにそなえます。
そんな時に、住み込みで料理を教えている英吉利人の末沢主水がいなくなりました。
前に世話になっていた処へ、心配で見に行ったようです。
彼を探しに行きますが、来ていないと言われて追い出されます。
何かありそうな雰囲気です。

惣介は相変わらずの大食い。
彼の鼻(臭覚)が活躍していますが、娘のことでは自分で嗅いだ臭いを信じたくないようです。
彼も親なのね。
川が氾濫しそうなのに、美味しそうに食べるおにぎりが、私も食べたくなりました。


我家の犬たちは、遊んで食べて、そして寝ています。


心配事がなくていいわねぇ。
人間の方は今日も仕事で思わぬ失敗をして、落ち込んでいます。
簡単な事のできない自分の能力に疑問を持ち始めたこの頃です。

よしながふみ 『きのう何食べた? 11』2015/12/11



いつもいつも美味しそうな夕食に感心するばかりで、つくろうとしない私。
おいなりさんとクラムチャウダー、シフォンケーキなんか特に食べたいですね。

弁護士の筧さんは、マンションのオーナーにカミングアウトしちゃいました。
渋谷の区役所で同性カップルの証明書が発行されるというニュースがありました。
同性婚までの長い道を一歩進んだかなと思っていますが、当事者ではないので実態はわかりませんがね。
筧さんは渋谷に引越しをするよりも今のマンションに住み続けたいようです。

びっくりしたのは筧さんが二人の夕食の食費を二万五千円から三万円に増やすぐらいでケンジにあやまっているのです。
この頃の食品の値上げと魚料理を増やすためだそうです。
実は私も筧さんと同じように魚を買うのを躊躇します。
お肉なら魚の半分ぐらいの値段で買えるし、食べでがありますから。
これから年を取るに当たり、魚も食べた方がいいということはわかりますが・・・。
2回喉に骨が刺さって以来、骨恐怖症なのでお刺身やお鮨が買いたいのですが、なかなか高くて買えません。
毎日刺身を食べるようなセレブな老人になりたいわぁ(小市民的発想か・・・)。

ケンジの誕生日に二人はスーツを着てビシッと決めたのに、「どっかの暴力団の幹事とその組の顧問弁護士」に見えちゃうなんて、おかしいですね。

次の巻ぐらいで筧さん、弁護士事務所でカミングアウトしちゃいそうな感じです。

今年最後のトリミング2015/12/12

ちょっと早いのですが、犬たちはおめかししに行ってきました。

兄犬はトリマーさんたちが好きみたいで、お店に入ると嬉し鳴きをしています。
兄がいない間に弟は私の方にベタベタしてきます。
家の中ではマーキングをしないのに、お店に行くとします。
他の犬の臭いがついているからなんでしょうね。

この頃太った兄。
ダイエットのかいがあったのか、0.1㎏減って3.2㎏になりました。
写真では太って見えないかな。


トリミングの後は怒っていて、お座りと言ってもすぐには座りません。
弟は素直ですぐに座ります。
体重は2.9㎏。よく動くので太りません。


やっぱり耳が大きいですね。


写真嫌いの兄はまっすぐ前を見て目を大きく開けてくれません。


伏せの好きな兄はすぐに伏せをしてしまいます。

弟はこのソファから降りることを覚え、すきを見ては降りて部屋を駆け回ろうとします。
結構かしこいようです。
兄はボーとしているので、悪いことはしません。

このまま元気でいてくれるといいのですが・・・。