堂場 瞬一 『解』 ― 2015/11/04
大学時代の親友は、一人は新聞記者から小説家に、もう一人は大蔵省からIT企業を経営し、政治家になった。
卒業後、彼らの道は交わるはずはなかった。
小説家となった鷹西仁は新聞記者としてやり残した仕事を終わらせようとしたところ、政治家となった大江波流の過去の過ちに気づいてしまう。
大江の過ちを正すべきか否か・・・。
その時、東日本大震災が起こる。
卒業後の二人の歩みを読み進みながら、どういう結末なのかと思っていたら、東日本大震災が起こって、あっけなく解がでてしまったようです。
なんだかね。
最後にはぐらかされた感じです。
ちゃんと罪は償ってもらいたいですわ。
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