ジュリー・ハイジー 『クリスマスのシェフは命が』 ― 2015/11/13
大統領の料理人シリーズの二巻目。
ホワイトハウスでどういうクリスマスをしているのかは知りませんでしたが、この本を読むと楽しそうです。
クリスマスツリーに全米の子供たちが焼いたジンジャーブレッド・マンの展示、巨大なジンジャーブレッドハウス、シャンパンの噴水 etc.。
一度でもいいから見てみたいですね。
オリーは無事、ホワイトハウスのエグゼクティブ・シェフとなりました。
料理よりもミーティングなどで忙しい毎日。
何故だかわかりませんが、ファーストレディから一目置かれているようです。
ホリデーシーズンには色々な行事が立て込んでいるので、ホワイトハウスで働くスタッフたちも緊張の毎日です。
それなのに、爆弾騒ぎが起こったり、電気技師長のジーンが感電して死んだりと、なにやら不穏な状況になります。
オリーはジーンの死に不信を抱き調べますが…。
人よりも観察眼のあるオリーが前回に引き続きホワイトハウスの一大事に活躍することになります。
なかなかオリーの性格が魅力的です。
おもしろいシリーズになりそうです。
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