J・D・ロブ 『凍てつく夜の戯曲 イヴ&ローク45』2019/02/10

この頃、kindleでイヴ&ローク・シリーズも販売しています。
買ったのはいいのですがよくよく考えてみると、このシリーズは38巻までしか読んでいなかったみたいです。
1巻1事件という感じなので、イヴとロークの関係性が変わっていなければ途中から読んでもいいかな(笑)。

そういえば、この本も寒い冬だわ・・・。


2061年2月。
イヴとロークは慈善パーティに出席していました。
その帰り道に全裸で血まみれの女性がいるのを発見し、保護します。
彼女は悪魔に襲われたと証言します。
彼女の邸へ行ってみると、中は荒らされ、夫は殺されていました。
その日、彼女の家ではパーティが開かれており、そのパーティの最中に犯人は邸に忍び込んでいたのです。
同様の事件がないかと調べてみると、2件見つかります。
同じように夫妻が自宅で狙われ、妻はレイプされ、夫は暴行を受け、妻のドレスと宝石などが盗まれていましたが、夫妻は殺されることはありませんでした。
しかし、一度殺人を犯してしまうと、犯行がエスカレートし、次は・・・。

幼い頃のトラウマと戦っているイヴ。
そして、そんなイヴを身近で見守り、温かい愛情で包み込むローク。
夫婦の絆も相変わらず強固ですね。

久しぶりに読みましたが、600ページもあるとは思えないぐらいすぐに読めてしまいました。
安定した内容ですね。
39巻から44巻までは読んだことにし、次から読みますわ(笑)。