今野敏 『エムエス 継続捜査ゼミ2』 ― 2019/02/12

警察学校の校長から女子大の教授になり、ゼミを持つようになった小早川に一大事が起こります。
ゼミでどの冤罪事件をテーマにしようかと悩んでいる時に、学園祭で毎年開催されるミスコンの反対運動のリーダーとされている高樹晶が、ミスコンの可否について小早川に議論をふっかけてきました。
小早川の研究室でミスコンについて議論をした直後、高樹は何者かに襲われ救急車で運ばれます。
襲われる前に会っていたのが小早川だということで、高樹に対する傷害容疑で小早川は任意同行させられる羽目になります。
警察OBであるのにもかかわらず、何故か目黒署の大滝係長は小早川を犯人だと決めつける始末。
冤罪事件をテーマにしようと思っていたところ、自分が冤罪容疑をかけられてしまいます。
ゼミの方は駅ホームでの暴力事件を取り上げることになり、警察担当者と容疑者とされた人にインタビューできることになりました。
しかし・・・。
これを読むと、警察とは関わりを絶対に持ちたくないと思いました。
それほど精神力が強靱ではないので、尾行され、ネチネチと質問され、果ては警察署に監禁されちゃうと自白してしまいそうですもの。
怖いわぁ~。
高樹への傷害事件の犯人は読んでいるとすぐにわかってしまいますが、1作目よりも違和感が少なくなった感じです。
でも、民間人である大学生に捜査はさせないわよねぇ。
連休中は雪が降るからと外出を最小限にした(すべって転ぶのが怖いので)のですが、降らなくて残念でした。
外食をしようということで、焼肉の予定が鰻になってしまいました。

ちょっと骨が多かったかな。
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