読んだシリーズ物2020/08/29



大門剛明 『不協和音 2 炎の刑事vs.氷の検事』
刑事であった父親が違法捜査をしたという汚名のまま亡くなり、兄弟は別々の家で育てられました。
二人が出会った時、兄は刑事、弟は検事でした。
兄は突っ走るタイプで、弟は検事でありながら現場に足を運び、冷静な判断をするタイプ。
今回も弟に助けられ、兄は犯罪者を検挙していきます。(兄弟逆転ね)
兄が父親が警察を辞めるきっかけになった冤罪事件の元被疑者と出会い、真相が少しずつわかってきます。
1巻よりも面白い展開になってきています。

椹野道流 『最後の晩ごはん 14 地下アイドルと筑前煮』
夜だけ開店、メニューは定食1種類という「ばんめし屋」。
そろそろ閉店という時に、そこで働く元アイドル(役者?)海里のファンだという泥酔女性客がやってきます。
彼女は元ご当地地下アイドル。東京進出という時にゴタゴタがあり、一人で歌手としてデビューするのですが、上手くいかず、思い詰めての登場でした。
お節介焼きの店主・夏神と眼鏡の付喪神・ロイド、海里は彼女が気になり、助けてあげることになります。
そして海里の方も嬉しい進展が・・・。

喜多みどり 『弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇』
「くま弁」の新しい幕開け。ユウと千春は結婚し、二人でくま弁をやっています。
そこへ、失業中の雪緒がやってきます。彼女がアルバイトの掲示を見ていると、不思議な美女からくま弁を進められたのです。縁があったのか、雪緒はくま弁で宅配のアルバイトをすることになります。
主人公がユウと千春から雪緒に変わりました。どんな展開になるのでしょうね。

似鳥航一 『いらっしゃいませ下町和菓子栗丸堂2 聖徳太子の地球儀』
お店の改築も終わり、営業再開。そんな時に茶道家・白鷺流宗家から茶菓子を頼まれます。弓野とどちらのお菓子がふさわしいか競うことになりますが・・・。
その頃、幼馴染みの由加の所に不気味な小包が届きます。一体誰が、何のために送っているのか。栗田たちが由加のために一肌脱ぎます。

こちらも新章が開幕し、2作目です。
短編3作ですが、2作目が聖徳太子の地球儀のお話で、主役はどこにいった?
前にもう読まないと書いたと思いますが、どうだろうと思って読んでみましたが、葵や弓野、上宮のキャラが私には合いませんので、次はないかな。

どのシリーズも頭を使わずサクサクと読めます。
『不協和音』シリーズがこれからどうなっていくのか、楽しみです。


今週のおやつはエシレ。


毎日少しずつ食べています。
サクサク感とバターの風味がいいです。これを食べると他のが物足りなくなります。