「DREAMS オスロ、3つの愛の風景」を観る ― 2025/09/18
見るかどうか迷っているうちに終わりそうになったので、「オスロ、三つの愛の風景」三部作のうちの「DREAMS」を見に行って来ました。
原題は「Drømmer」です。

17歳のヨハンネはフランス語講師のヨハンナに恋する。
それは初めての恋で、二十四時間、ヨハンナのことを思う毎日。
学生カップルが誕生日プレゼントとして編み物好きのヨハンナに自分たちで編んだマフラーを渡しているのを見て、ヨハンネの気持ちは暴走する。
ヨハンナの住所をネットで調べ、告白しようとマンションに押しかける。
泣き出したヨハンネを見て、ヨハンナは友人とトラブルがあったと思い、部屋に招き入れて話を聞いてくれる。
編み物を習いたいというと、教えてくれることになる。
ヨハンネはヨハンナの部屋に九回ほど行ったが、最後の日にヨハンナは冷たく、ヨハンネはヨハンナの部屋を飛び出してしまう。
やがてヨハンナは学校を辞め、それ以来、二人は会っていない。
一年が経ち、ヨハンネは自分の味わった気持ちを忘れないようにと手記を書く。
誰かと自分の気持ちを共有したいと思い、詩人の祖母に手記を見せる。
とてもよく書かれていたので、祖母は手記を出版したいのかとヨハンネに尋ね、同時に母にも見せるべきだと言い出す。
母が手記を読んだことから、話は思わぬ方向に進んで行く。
10代の少女の純粋な初恋を大人たちが勝手にレッテル付けをしている感じです。
祖母と母が手記を巡って議論を戦わせているところが、世代の違いなどもあり、面白かったです。
森の中でアメリカ映画「フラッシュダンス」(1983年)のことで祖母と母親が言い合いをしているのが一番印象的な場面でした。
そういえば台詞のある男性が、カウンセラーか精神科医かわかりませんが、彼しか出てきませんでしたね。
初恋で躓いたヨハンネですが、これからいい出会いがあるでしょう。頑張れ。
ノルウェー語を二カ月ちょっと習ってどれぐらい聞き取れたかというと、フィンランド語同様に簡単な挨拶と「はい」「いいえ」、あなたを表すdu、否定のikke、接続詞、英語と似ている語ぐらいしかわかりませんでした。
そんなもんですね。
フィンランド語は発音が簡単ですが文法が難しく、ノルウェー語は発音が難しく、文法が今のところ簡単です。
フィンランド語講座は続け、ノルウェー語とスウェーデン語、オランダ語って似ているらしので、次はスウェーデン語を独学でやってみようかと思います。
どの言語も英語同様にものになりそうもないですが、ボケ防止ということでww。
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