「ザ・ビッグ・ワン」を観る ― 2008/09/11

1997年の製作。
「DOWNSIZE THIS!」という本をランダムハウス出版社から出したムーアが、アメリカの地方都市を本の宣伝と講演ツアーにまわることになります。
といっても、そこはムーアです。
撮影スタッフを手配し、ツアーの様子を映画にしちゃいました。
でもムーアですから、自分の講演やサイン場面だけではありませんよ。
最初から飛ばしてくれます。
なんと彼は大統領候補者たちに100ドル献金しちゃたんです。
R・ドールには「サタン崇拝主義団体」から。
クリントンには「麻薬を育てる会」から。
ブキャナンには「中絶支持クラブ」から。
R・ペローには「ロリコンの会」から。ハ・ハ・ハ・・・。
最初に現金化したのはブキャナンで、R・ペローからは礼状が来たとか。
これでムーアはホワイトハウス出入り禁止かな、笑。
映画の題名、『ザ・ビッグ・ワン』とは、ムーア流の冗談です。
あるラジオ番組で話していたのですが、国名を変えた方がいい。
アメリカ合衆国なんてよくない。
イギリスを見てみろ。Great Britainだ。greatだぞ。
どうせならThe Big Oneがいい。
ついでに憲法の条文も変えよう。「ガッポリ稼いで小さく施せ」。
国鳥のハゲワシなんて誰も見たことないだろう。
娘が言ったんだけれど「ハゲオヤジ」はどうだい。
国歌も変えよう。「We Will Rock You」なんかいいねぇ。
なんて感じです。
彼が今回、問題にしていたのが、大企業がアメリカにある工場を閉鎖して発展途上国に工場を持っていくことでした。
利益をアメリカ国内の労働者に還元せずに、競争力を高めるためなどといいながら、解雇していくやり方に憤慨を表しています。
収益をあげているのに解雇するのは「経済的テロ」である、と彼は言います。
もちろん突撃アポなしインタビューはありますよ。
やりすぎて、警官に逮捕されそうになってました。
特に印象に残ったのは、あの大手スポーツ用品メーカー、ナイキの会長フィリップ・ナイトとのインタビューです。
コマーシャルのイメージとは裏腹に、ナイキは80セントでインドネシアの14歳以上の少女を使って製品を作っているのです。
ムーアはナイトに航空券をプレゼントするから、一緒にインドネシアの工場を見に行こうと誘います。
しかし、ナイトは忙しいからいけないと断ります。
負けずにムーアはナイトに言います。
20万人以上の人を殺した政府に協力してはいけない。
ナイトはどの国でも革命は起こるからいいじゃないかと言います。
アメリカ国内に工場がないことをきくと、アメリカでは製造業は人気がないからという答え。
ではフリント(ムーアの故郷の町)でナイキの製品を作りたいと言う人を500人集めたら、フリントに工場を作ってくれ。集めるから。
本当に集めたら、失業者ならどんな仕事でもするだろう。
ナイトは全く相手にせず、工場を作ることを断りました。
ネットでナイキを調べると、「劣悪な労働環境」とかで批判されているという記事がありました。
私、これからナイキ製品は買わないことにしますわ。
と書かなくても、一足もナイキ持っていませんけどね、笑。
どこまでもムーアらしい映画でした。
「DOWNSIZE THIS!」という本をランダムハウス出版社から出したムーアが、アメリカの地方都市を本の宣伝と講演ツアーにまわることになります。
といっても、そこはムーアです。
撮影スタッフを手配し、ツアーの様子を映画にしちゃいました。
でもムーアですから、自分の講演やサイン場面だけではありませんよ。
最初から飛ばしてくれます。
なんと彼は大統領候補者たちに100ドル献金しちゃたんです。
R・ドールには「サタン崇拝主義団体」から。
クリントンには「麻薬を育てる会」から。
ブキャナンには「中絶支持クラブ」から。
R・ペローには「ロリコンの会」から。ハ・ハ・ハ・・・。
最初に現金化したのはブキャナンで、R・ペローからは礼状が来たとか。
これでムーアはホワイトハウス出入り禁止かな、笑。
映画の題名、『ザ・ビッグ・ワン』とは、ムーア流の冗談です。
あるラジオ番組で話していたのですが、国名を変えた方がいい。
アメリカ合衆国なんてよくない。
イギリスを見てみろ。Great Britainだ。greatだぞ。
どうせならThe Big Oneがいい。
ついでに憲法の条文も変えよう。「ガッポリ稼いで小さく施せ」。
国鳥のハゲワシなんて誰も見たことないだろう。
娘が言ったんだけれど「ハゲオヤジ」はどうだい。
国歌も変えよう。「We Will Rock You」なんかいいねぇ。
なんて感じです。
彼が今回、問題にしていたのが、大企業がアメリカにある工場を閉鎖して発展途上国に工場を持っていくことでした。
利益をアメリカ国内の労働者に還元せずに、競争力を高めるためなどといいながら、解雇していくやり方に憤慨を表しています。
収益をあげているのに解雇するのは「経済的テロ」である、と彼は言います。
もちろん突撃アポなしインタビューはありますよ。
やりすぎて、警官に逮捕されそうになってました。
特に印象に残ったのは、あの大手スポーツ用品メーカー、ナイキの会長フィリップ・ナイトとのインタビューです。
コマーシャルのイメージとは裏腹に、ナイキは80セントでインドネシアの14歳以上の少女を使って製品を作っているのです。
ムーアはナイトに航空券をプレゼントするから、一緒にインドネシアの工場を見に行こうと誘います。
しかし、ナイトは忙しいからいけないと断ります。
負けずにムーアはナイトに言います。
20万人以上の人を殺した政府に協力してはいけない。
ナイトはどの国でも革命は起こるからいいじゃないかと言います。
アメリカ国内に工場がないことをきくと、アメリカでは製造業は人気がないからという答え。
ではフリント(ムーアの故郷の町)でナイキの製品を作りたいと言う人を500人集めたら、フリントに工場を作ってくれ。集めるから。
本当に集めたら、失業者ならどんな仕事でもするだろう。
ナイトは全く相手にせず、工場を作ることを断りました。
ネットでナイキを調べると、「劣悪な労働環境」とかで批判されているという記事がありました。
私、これからナイキ製品は買わないことにしますわ。
と書かなくても、一足もナイキ持っていませんけどね、笑。
どこまでもムーアらしい映画でした。
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