椹野道流 『最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ』2019/06/20



このシリーズも12冊目だそうで、そんなに続いているのかとびっくりしました。

芦屋にある定食屋「ばんめし屋」は夜から開き、晩飯しか提供していない定食屋です。
店長は夏神、店員は元芸能人の海里と彼の持っている眼鏡の付喪神のロイドです。
常連の作家、淡海は海里をモデルにして小説を書き、それを発表したため騒ぎになり、怒った夏神たちと仲違いをしていました。
その淡海がばんめし屋に現れました。
彼は今までのことを謝罪し、そのことの償いとして海里にオーディションを提案します。
それは小さな店で行われる女優による朗読舞台の相手役としてのオーディションでした。
海里はオーディションを受けることにします。

一方、海里がいない時にばんめし屋に幽霊が現れます。
この幽霊、ちょっと今までとは違います・・・。

出てくる恵方巻きやおでん、ポークチョップなど食べたくなります。
こういう定食屋さんが近くにあれば、たまに週末に食べに行きますわ。
そうそう、ビールぐらいはあるのかな?
なかったら夫は行かないなぁ(笑)。

そろそろ終わりに向けて、それぞれの道を歩みだしそうな感じです。
いい終わり方でありますように。


では、誰も見たくはないかもしれませんが、我が家の犬の寝相をお見せしましょう。


何度元に戻しても、このように潰され、もはや屋根は寝床へと変形しています。
元に戻すのも面倒なので、諦めますわ。