溝口あゆか 『「愛されるオーラ」になるスピリチュアルな方法』2006/12/17

前に紹介した『「運命の人」と出会うスピリテュアル・レッスン』を書いた溝口あゆかさんの2冊目の本です。
読んでいて、私が求めていたのとはちがったと思いました。
どちらかというと、若い、恋人がいない人が読んだ方がいい本です。

何故あなたに恋人ができないのか?オーラが悪いのでは?
彼女が言う、恋人が出来ないオーラには5つあります。
まず「吸い取りオーラ」
子ども時代に親に甘えられず、愛されれば価値があると考え、愛に飢えている人が出しているといいます。
ついついしつこくしてしまい、相手に退かれるタイプです。
二番目は「城壁オーラ」。
四六時中周りの目を気にしていて、周りをよせつけないオーラです。
このオーラを出す人は「失敗への不安」と「傷つけられることへの恐怖」があり、相手を分析して、見極めようとします。
無意識の恐怖心から相手に「近寄らないで」というメッセージを出しています。
三番目は断れない「受け入れオーラ」です。
ようするに都合のいい、つくす女。
「あなたのニーズを優先し、私のニーズは後回しにします」という考えをする女です。
人に受け入れてもらいたいという意識から、これを言うと嫌われるのではないかしらと思ってしまうのです。
四番目は「おんぶオーラ」です。
自分のニーズがわからず、常に相手に奉仕されることを待っているオーラです。
そして、最後が「コントロールオーラ」。
常に自分は正しいと思って、「正しくない」人やものごとを「正しくなる」ようにコントロールしようとするのです。
実は内面では「自分が間違える」ことを恐れているのです。
さて、自分を振り返ると、どのオーラを発しているのでしょうか?
20歳ぐらいの自分を振り返ってみると、しいていうと、「城壁オーラ」でしょうか。
傷つくことを恐れているというのは、大人の今でも残っているように思います。
いつも周りを気にしすぎるし、人を分析していますもの。
異性関係だけではなく、他の人間関係でもうまくいかない場合、この5つのオーラを発しているのかもしれませんよ。

では、どうしたら「愛されオーラ」になれるか。
それには自分のオーラを「満ち足りたオーラ」に変えるといいのです。
相手を変えることは出来なくても、自分のオーラを変えることは出来るのです。
オーラを変えるには、魂の成長が必要です。
何も善行を重ねろというのではなく、「本当の自分になる」ということです。
「自分を愛することです。
自分のニーズを探り、心の傷を癒し、自分の進みたい道、人生のテーマに向かって歩いていくこと」です。

「オーラを変える3つのステップ」や、「心の傷を癒すエクササイズ」、「満ち足りたオーラになるエクササイズ」などが本に出ていますので参考にしてくださいね。

いろいろな本を読んでいるうちに、どの本にも出てくることがあります。
それは「ありがとう」という感謝の言葉です。
溝口さんも「ありがとう」は高い波動を持つ言葉だといっています。
ないものに意識を向けるのではなく、持っているもの、恵まれているものなどの、ポジティブなものに意識を向けると、ますまずポジティブな状態が続き、オーラが輝き、同質のポジティブな出来事や人を引き寄せるそうです。

最後に出てきましたが、著者の溝口さんはオーラが変わってから、また別のソウルメイト(前の本の人ではない)に出会い、幸せになったらしいですよ。(ソウルメイトは複数いるのです。)
羨ましいですね。

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