ジャネット・イヴァノヴィッチ 『あたしはメトロガール』: quiet colors

この本がミステリーかどうか、悩むところですが、ステファニー・プラム・シリーズを書いているイヴァノヴィッチが書いているので、一応ミステリーにしておきます。
ステファニーもかわっていますが、こんどのヒロインはもっとハチャメチャです。
名前はバーニー。
父親が整備工場を経営しているからというわけでもないのでしょうが、自動車のメカに強く、溶接もやってのけ、ストックカー・レースにも出場したことのある女性です。
そんな彼女の弟ビルはどんでもない女たらし。
熱い太陽と広い海とビキニの女の子が好きだからといって、マイアミに暮らしています。

ある日、そのビルが電話をしてきて、しばらく留守にする。連絡がなくても心配しないでくれと言った後に、女の悲鳴が…。
心配になったバーニーはマイアミに行くことにします。

ビルの家に行くと、家捜しされた跡がありました。
職場の船に行くと、二日前に電話をしてきて辞めたそう。
ビルは事件に巻き込まれたのでしょうか？

船から帰ろうとしたとき、ビルと仲のいいサム・フッカーと出会います。
フッカーはＮＡＳＣＡＲ（全米ストックカー・レース協会）のトライバーで、イケメンの人気者。
ビルはフッカーの船を無断で乗っていったらしいのです。
そのため彼と一緒にビルを探すことになります。

さて、ここからハチャメチャな追跡劇が始まります。
唯一わからなかったのが、メトロガールの意味です。
おかまのジューディがバーニーに「あんたはメトロセクシャルって言葉の新たな発展型、いうなれば”メトロガール”ね」と言うのですが、一体メトロガールって何？
知っている人がいたら教えてください。