リヴィア・J・ ウォッシュバーン 『かぼちゃケーキを切る前に』2008/06/29

第一作『桃のデザートには隠し味』に続き、第二弾の登場です。
軽~く読めるミステリーです。
今回、元教員チーム(フィリスと下宿人のキャロリン、イヴ、サム)は無理矢理PTO(昔PTA、今はPTOで「保護者教師機関」というそう)主催の秋祭りの手伝いをさせられることになります。
オリヴァー・ラヴィング小学校のPTOはシャノン・ダンストンというとんでもない女性が会長をやっていました。
何でも自分の思い通りにやり、ちゃんと仕事をしない人をどなりつけ…。
フィリス達は秋祭りの募金活動の一環として、ケーキのオークションとヘルシー・スナックコンテストをやることになります。
さて、またまたフィリスとキャロリンの戦いが始まります。
ヘルシー・スナックコンテストで優勝するのはどちらか?

フィリスはケーキのような飾り付けのあるお菓子が得意なので、張り切っています。
ハローウィンが近いので、カボチャの形のケーキを作ることにしました。
一方ヘルシー・スナックは、考えなしに言ってしまったピーナツバター・バナナ・クッキーを作らざる得なくなってしまいます。
さて、オークションが始まろうというときに、シャノンが…。

アメリカもいろいろとあるのね、と思ったのが、ハロウィーンについての話です。
アメリカの学校ではハロウィーンを今でもやっているんだろうと思っていたのですが、禁止されているそうです。
名前も秋祭りとか収穫祭とか、議論を呼ばない名称になっているそうです。
フィリスの作ったかぼちゃケーキ、どんなものか見てみたいものです。