劇団四季 「コーラスライン」を観る2009/11/13

今日は劇団四季の「コーラスライン」を見てきました。
「コーラスライン」はニューヨークのブロードウェイで見たことがありますし、映画でも見ました。
はっきり言うと、それと比べちゃいけません。
舞台はブロードウェイの劇場で、コーラスラインのオーディションに参加するダンサー達の人生模様を描いています。

新進演出家ザックはオーデションで一人ひとりに自分の人生について語らせます。
オーディションを受けに来たダンサーの中に昔の恋人キャシーがいました。
彼女はかつてスポットライトをあび、ハリウッドにまで進出していました。
しかし、今は仕事がなく、一から出直す覚悟でオーディションを受けに来たのです。
ザックは彼女にコーラスはできないと断言しますが、キャシーは自分はできる。仕事が欲しいのと言います。
オーディションは続きます・・・。

アメリカのミュージカルを日本人で上演するというのは難しいものだとつくづく思いました。
というのも「コーラスライン」や「ウエストサイド・ストーリー」などアメリカの人種の多彩さを描いた作品の場合、日本人が演じると人種の違いなど全くわからなくなるからです。
例えば、私の好きなプエルトルコ人のポールの場合、全然プエルトルコ人らしく見えませんですし、ゲイの感じも出ていませんでした。
アメリカ社会を描くものは、日本のミュージカルには向かないと思います。
猫とかライオン、魔女なんか、あまり違和感がないですが。
他の不満な点としては、歌があまり上手くない人が多かったようですし、キャシーが一人で踊る場面がちょっと迫力に欠けました。
ポールの場面以外には”At the Ballet” も好きなのですが、う~ん、全然イメージが違いガッカリ。
”What I Did for Love” と”One”は歌自体がいいし、みんなで歌い踊るといいですね。

「エビータ」見ようかどうしようか迷っています。
エビータ役が野村さんらしいので、彼女の喉の調子がどうなのか・・・。

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