「マン・レイ展」@国立新美術館2010/08/20


 
知人が「マン・レイ展」の招待券をくれたので行ってみました。
マン・レイというと白黒のポートレートや女性のヌード写真が有名ですが、他に何かしてたかしら?という感じでした。
実はマン・レイは本当の名前ではありません。親から与えられた名はエマニュエル・ラドニツキーで、両親はユダヤ系ロシア人です。1915年頃からマン・レイと名乗り始めたようです。
もともと彼は画家を目指していました。画家としての才能は、私個人の意見としては、それほどなかったようで、どちらかというとイラストレイター的な仕事の方が合っているように思います。晩年も彼は写真よりも絵画作品で評価されたかったと説明文には書いてありました。

展示では彼の生涯を四つにわけて、それぞれの時代の作品(写真、絵画、彫刻、デッサン、マン・レイ所蔵品)が飾られています。「ニューヨーク(1890-1949)→「パリ(1921-1940)」→「ロサンゼルス(1940-1951)」→「パリ(1949-1951)」

写真は自作の絵を写すために始めました。彼のインデックス・カードのレプリカがあり見てみると、描いた年月と技法、素材、そして写真が貼り付けたありました。まめな人ですね。
自分の写真が写真家のようではないので、いつもガッカリしますが、それも仕方ないんですね。彼は1回写真を撮ると、(すみません、どういう風にやったかというところを書き写してないもので、会場で説明文を読んでください。)ネガに修正(とはいわないかな)を入れてるんです。例えば鼻筋をもっと強調するとか、髪の束を消すとか・・・。
意外だったのが、彼が絵と彫刻作品を作っていたことです。どれも抽象画的なものです。

写真はポートレートがたくさん展示されていました。知っている有名人がいると、嬉しくなりますね。ポートレートは横向きが多いです。やっぱり西洋人は鼻筋が通っているから、横顔が美しいんですね。私のように丸っこい顔で団子鼻ではなかなかああいうようにはなりませんわ。

マン・レイはポール・エリュアールとも仲がよく、共作で『自由な手』という詩画集を出しています。この二人の繋がりがこれまた意外でした。
この本の中で使われていたものかどうかわかりませんが、エリュアールの詩の背景に写真がある本がありました。その写真はなんと、エリュアールの奥さんのヌード写真です!奥さん、スタイルいいです。でも、自分の妻のヌード写真なんか載せる?

マン・レイと最後の奥さんのジュリエットのパスポートがあったんですが、その写真を見てびっくり!腰から上が写っている奥さんの方の写真がなんだいこれは!といいたくなるような芸術写真なんです。向こうのパスポートの写真は日本みたいに肩から上しか写っていない、正面を向いて真面目な顔をしたものじゃなくてもいいのかしら。

マン・レイとは関係なく意外だったのが、ピカソです。若い頃の彼って、はっきり言って私の趣味じゃないです。年取った時の写真ばかり見ていたので、髪がある彼って見なれないのか変。特に横顔が嫌いです。結構彼は若い時からがっしりとしていたんですね。あれで若い女ばかりに手をだしてたってことは、お金にものを言わせていたのかしら・・・?

この展示会はマン・レイが写真以外もやっていたのがわかる内容です。彼の写真が目当ての人にはつまらないでしょうが。

展示作品がたくさんあり、私はだんだん腰がいたくなってしまい、途中から流して見てしまいました。(後の方の展示室に何故か椅子がなかったな・・・)
奥さんのジュリエットへのインタビュー映像とか彼が作った映画も公開されています。残念ながら疲れたので、見ずに出てしまいました。
展示を見て疲れたら座るために映画を見て、それからまた展示をみるという感じがいいのでしょうね。

最後の意外なことは、奥さんがちょっと正統派美人じゃなくてびっくりしました。東洋人の血がはいっているのかしら?
この頃、アーチストの作品ではなくて、人に興味を覚えています。

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