ダン・ブラウン 『ロスト・シンボル』2010/08/19

図書館から『ロスト・シンボル』の上巻を借り読んだ後、下巻が一ヶ月以上も借りれませんでした。そんなわけで、上の内容がうやむやになっています。


ハーバード大学宗教象徴学教授のラングドンは、恩師ピーター・ソロモンから講演依頼をされ、ワシントンDCへと赴きます。
ところが国会議事堂で行なわれるはずの講演会はなく、そこに待ち受けていたのはピーターの切断された手首で、ピーターを救いたいならフリーメイソンが守り続けていた”古の神秘”を解き明かすようにという謎の男からの脅迫でした。

CIA保安局長サトウは謎を解き明かすことは国家機密であると、ラングドンを拘束しようとしますが、ラングドンは逃亡し、ピーターの妹で純粋知性科学者のキャサリンと共にピーターを救うために、”古の神秘”に関わる謎に迫ることにします。
ワシントンDCを舞台に、暗号解読や歴史的建造物、芸術作品などが次々と登場します。

『ダ・ヴィンチ・コード』に比べると、それほどわくわく感はありません。ひょっとするとダ・ヴィンチの絵には親近感があるけれど、ワシントンDCのことをそんなに知らないのでピンとこないのかもしれません。その上、フリーメイソンとか聖書とか歴史的建造物のこととか全く知りませんから。
日本人であることは不利ですね。
フリーメイソンについてはもっと知りたいと思います。こういう小説よりもノン・フィクションを読んだ方がよさそうです。

そんなわけで謎解きよりも、どうCIAの追跡から逃げるか、脅迫者とどう関わるか、そして謎の男とソロモン家の秘密とはというところに関心が行きました。
はっきり言って最後の方は、お恥ずかしながら私にはどうでもいいことになっちゃってました。期待したのですが、残念でした。
 

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